二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ〜天才少女〜 ( No.120 )
日時: 2012/07/11 07:46
名前: ハルはる (ID: PJWa8O3u)

第12Q  『帝光バスケ部始動!!』


騒がしかった学園祭も無事終わりました。
ええ、征十郎に着せられたメイド服で2日間過ごしましたよ。

なんかスタンプラリーがあったみたいだけど、あたしは出なかった。バッシュに興味ないし。
テツヤとさつきと涼太と大輝は出たみたいだけど。

・・・それより、だ。
こいつは馬鹿なんだろうか。

「怪我ってどういうことだよ。涼太?」

「すっすいませんッス!」

事が起きたのは部活前だった。
いつものように女子たちから逃げて走っていたら、ゴキっ、と挫いたみたいだ。

明後日から、予選が始まるっていうのに。

「涼太は今回スタメンだったよねぇ?」

「ひぃっ」

「白崎、そのへんにしておけ」

壁際に涼太を追いつめていたら、征十郎があたしをとめた。

「黄瀬も悪気はなかったんだから。なぁ、黄瀬?」

征十郎が黒い笑みを浮かべて涼太を見た。
もっと青くなる涼太。

うん、征十郎、冗談抜きでこわいよ?

「まあ、黄瀬の枠には白崎を入れる」

「ほんとにすいませんッス」

「・・・涼太、全中までには治してよ?
皆で、優勝するんだから」

そう。「皆」で。
1人でも欠けたら、「皆」じゃない。
あたしが怒った理由、分かるよね?涼太・・・