二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ〜天才少女〜 ( No.98 )
- 日時: 2012/07/06 18:40
- 名前: ハルはる (ID: w731Gq1j)
「あぁ、そうだった、」
何かを思い出したらしい征十郎があたしの着替えている仕切りの前までやって来た。
「部活に遅れた場合、練習きつくなるからな」
「えっ!ちょっと待ってよ!」
「俺はこれから部活行くけど・・・白崎も早く来いよ?」
「聞いてない!」
シャッ
着替え終わったのでカーテンを開けた。
「ちょっと待っててっすぐに行くから・・・・征十郎?」
見る見るうちに、征十郎の顔が見たことのないものに変わっていく。
さっと、後ろを向いて歩いて行ってしまった。
「ちょっと!」
あんのヤロ—、待っててくれてもいいでしょ!?
「赤司君・・・そうだったんだぁ・・・以外」
「いや、あたしは分かってたよ」
隣に来た咲と彩華はよく分からないことを言っている。
なに言ってるの?って聞いたら大きくため息をつかれた。
「赤司も大変だわ、こりゃ」
「?」
「杏奈ちゃん!?何それ可愛い!」
「あ、さつき・・・と涼太」
教室に入ってきたのはさつきと涼太だった。
途端にクラスの女子が騒ぎ始めた。・・・そういえば、涼太ってモデルなんだっけ。
「杏奈っち!」
「はっ!?」
ギュゥゥゥ・・・と涼太に抱きつかれた。
するともっと大騒ぎになる教室内。
「早く着替えるッス!ほらっ」
そう言われてカーテンを閉められた。
・・・え、そんなに似合ってないの?ちょっと・・・いや、大分ショックだ。
着替え始めた頃、咲と彩華が入ってきた。
「ねぇ、まさかだけど、」
「嘘つかないでね?杏奈ちゃん」
二人は真剣な顔つきであたしの肩をつかんだ。
ちょっと怖いよ?
「え?なに?」
「「まさか黄瀬君と付き合ってるとかいう?」
・・・はい?
いやいやいや、なんでそうなるの?
「付き合ってないよ!なんであたしと涼太が・・・」
「だって・・・いや、やっぱいいわ」
「杏奈ちゃん、こんなに鈍感だったなんて・・・」
????意味が分かりませんが、
まあ、着替えなよ、と言われて着替え始めた。
征十郎も、涼太も、一体なんだったんだろう。
咲も、彩華も何のことを言ってるの?
「・・・?」