二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 妖狐×僕SS【オリジナル小説】 ( No.12 )
日時: 2012/08/14 21:36
名前: 椿 (ID: hqDEfpDX)

第二話 「あなたと私で章樫館」

「章樫館?ここからじゃ何日もかかるよ?」
『彼』は走りながら聞いた。
確かにここからでは最低でも三日はかかる。
しかし『彼女』は明るく答えた。
「大丈夫よ!あたしが着いているじゃない。」
心配そうに見つめる『彼』は『彼女』を見つめているしかなかった。

 —夜—
暗い森の中で『彼女』は妖怪が来るか見張っていた。
『彼』は左目を怪我している。
『彼女』は彼の事を心配しながら自分の来ていた服を破って『彼』の目に巻いた。

—朝—
結局妖怪は来なかった。
『彼女』は疲労で疲れているが、『彼』をおんぶして章樫館に向かった。