二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 妖狐×僕SS【オリジナル小説】 ( No.16 )
日時: 2012/08/14 21:41
名前: 椿 (ID: hqDEfpDX)

続き☆

「!!!」

『彼女』は驚いたが、ゆっくり息を吐いて冷静になった。

「何か用?」
彼女が質問すると、男は木の上から下りて姿を現した。
髪は白く短くて、袖の長い浴衣の裾、シマシマの浴衣の下にはスパッツをはいていた。

「お前も先祖返りぃ?少し俺を楽しませてくれよ。」

でも『彼女』には『彼』が怪我をいるのでそんな相手をしている場合では無かった。

どんどんと時間が迫って行って、『彼』の目からは血がどんどん出てくる…。

「来ないのぉ?じゃ、俺から行くぜ?」
すると男は犬の姿に変化し『彼女』に襲いかかった。
『彼女』は間一髪でよけたが、『彼』が「うっ!」と呟くのを『彼女』の耳の近くで聞こえた。

「●●!大丈夫!?」

すると男は『彼』の存在に気付き、攻撃をやめた。

「なんだ…後ろに邪魔者がいんじゃん…。」

『彼女』は『彼』をかばうようにしたが、男は「はぁぁぁ…」とため息をつき、犬から人間の姿に変わった。

「あんた、こいついるから100%発揮できないじゃん。」

『彼女』も攻撃態勢をやめ、男と向き合った。

「今回は逃がしてやるよ。今度会ったら邪魔者はどかしといてね。」

すると男は雨が降っているのも関わらず、桜吹雪で消えてしまった。


すいません!また時間があったら書きます!