二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 僕を照らしてくれたのはいつも君達だった〜イナクロ〜 ( No.76 )
日時: 2012/07/07 19:16
名前: 華奈 ◆268i9tslsM (ID: RqJf1b70)
参照: 京天とフェイと太陽と拓人と白竜は俺のジャスティス!!

第五話


(太陽side)






ピピピピ……ッ……………カチッ





「ふわーあ…よく寝たな…。」





「そういえば……」




天馬んとこのキャプテンもここに入院してるんだよな………。



………神童とか…言ったっけ……。




………………謝らないと。


僕のせいで倒れて、決勝出られなかったようなもんだったよね………







よし、行こう。




「えーっと………病室は……三階の特別…」



「あら?太陽くん、どこ行くの?」


「あ、冬花さん……
  あー…えっと、神童くんにちょっと用事あってさ」

「神童さんなら、この先の一番奥に居るわ」
「ありがとう冬花さん!」

タッ







「神童拓人……ここか」


コンコンッ


「はい、どうぞ」


ガラガラ…


「あ、…の、えっと……」


「!!……君は…雨宮太陽…!」

「そう…です……っ」





ヤバい緊張する。



「君もここに入院してたんだっけ…天馬から聞いてるよ
  で、俺に何か用か?」


言わなきゃ…!




「……準決勝の時、………本当にすみませんでした……!!
  ………あなたは雷門にとって必要不可欠な存在だった……天馬にとっても。
  それを僕が……」

「何を言ってるんだ?」


「…え?」
「何で君が謝る必要があるんだ?」
「だって、それは………!!」

「君のせいじゃない、この怪我は俺に足りなかったところがあっての怪我だ、顔を上げてくれ。」


「…っ!!………優しいんですね」

「?そうか?……君は凄いプレーヤーだ。
  自分の為にも、皆の為にも、そして天馬の為にも、
  そんな病気吹き飛ばしてくれよ?」


「…はい!!」





その後僕と神童くんは沢山話をした。

天馬の事とか、サッカーの事とか。
すぐに打ち解けて、仲良くもなれたんだ。



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