二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薄桜鬼 最初で……第9話 あがく心 ( No.23 )
- 日時: 2012/06/13 07:07
- 名前: 杞憂 (ID: CMSJHimU)
羅刹
その言葉を発した途端、凍った表情。
自分の正体がバレたから、図星だったから
だからそんな反応をしたのかと思ったが
濃厚な血の臭いが充満していたあの場は、
完成品であるあたしでさえ、姿を保つのが
難しかったのだ。
そんじゃそこらの羅刹もどきに
耐えられるはずがない。
でも、結局あたしは
耐えれなくて
千鶴には、見られちゃったけど。
目が覚めた時、千鶴はあたしを、
どんな目でみるのだろうか。
怯えた目で、震えながら
あたしを怖がった昨夜。
本音言うと結構傷ついたけれど
そんな自分に嫌悪感が出てきたのもまた事実。
化け物のあたしに、まだそんな感情がある事が
滑稽で、気持ち悪くてしかたがなかった。
あたしの心を乱す千鶴は、
正直言って邪魔だ。
今すぐにでも、
千鶴が立てるこの寝息を止めてやりたい。
…出来ることなら、今すぐ。
だけど、それが出来るなら
とっくの昔に切り捨てている。
千鶴の記憶には残っていない
あたしと幼い彼女との時間が
あたしを縛り付ける。
それに
羅刹と少なからず関係がある
新撰組を紐解いていけばきっと
あたしが殺したくて仕方がない
綱道のもとへたどり着くだろう。
そうなった時、あたしは千鶴のまえで
彼を殺すことが出来るのだろうか。
嫌われてしまったら…
そういう不安が胸を刺す。
いや、
いっそのこと嫌われた方が楽かもしれない。
そうしたらあたしの心を縛る枷が消えて
千鶴を殺めることに対する
躊躇いはなくなるだろう。
千鶴に出会ってからのあたしは
滑稽で、おかしくて、気持ち悪くて
仕方がない。
まるで、あたしがあたしでないような
そんな変な感覚。
自分が壊れてしまいそうで恐い。
実際
もうあたしは壊れ始めているのかもしれない。
「…あたしの存在理由」
それは……
自分が狂わせてしまったこの世界を
正常に戻すこと。
そう、
邪魔なやつは
壊して、斬り刻んで、
その辺に捨てとけばいいんだ。
「邪魔な者は…殺す。」
障子から、朝日が透けて
部屋を明るくした。
自分の心も明るく見晴らしの良いモノに
なったような気がした。
立ち上がり、ぐっと背伸びをする。
「邪魔な者は殺してしまえばいいんだ。」
そう自分に言い聞かせるように
はっきり
低く
あたしはそう言った。
あとがき−ーーー
うわーーーー!!!!
宿題やってないよーーー(゜ロ゜;
私は
今日もどうやら立たされてしまいそうです。
今からでもあがいて見ようかと思います。
ほんとうに最近部活嫌です(;´д`)
元文化部だから、皆より
運動神経ないのは、入る前から
わかってなんですが、
あからさまにバカにされると…!!
文化部に入れば良かった……!
すいません
なんかグチグチと。
美伽みたいな強さが私にもほしいです(>_<)