二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナクロ〜なくしたくない物〜続編でふ ( No.2 )
- 日時: 2012/07/12 06:42
- 名前: 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc (ID: z52uP7fi)
- 参照: Nコンムリ。ぜってえ俺はでれない。ムリすぎる。ムリムリムリm((蹴
1章 。○もどってきたのに……○。
1話 「会ったことない気がするんだけど。」
「んあ〜、ねむい!」
「ちょ、お兄、うるさいっ。」
友撫は、俺がうめいたことに、耳をふさいだ。だって、マジでねむいんだっての。
……あ、わりい、わりい。
んっと……俺は風丸風花。風丸一郎太のいとこの妹なんだ。いまさっき俺に「うるさい。」っていったのは、月流友撫。俺の妹みたいな存在なんだ。
俺らは、藤代ヶ丘小学校っていうところで卒業式をおえて、雷門にもどっているところなんだ!
え? 調べとかいうのは、だいじょうぶなのかって? だいじょうぶだから、雷門に戻るんじゃないか! ちょっと、危ないっていったら、危ないんだけどな……。
「みんな、友撫たちのこと、おぼえてるといいね……。」
「ああ、ちょっとあやしかったからな。あの『アルファ』とかいうやつ。」
俺のセリフに、友撫も「うんうん」とうなずく。
きのうきた、アルファって奴。なんか服、ふつうじゃなかった。……あれ? この世界での「ふつう」ってなんだ?((ムシしましょう
ユ(あれ、どういう意味なんだろう……?)
友「あっ、お兄、お兄! 雷門だよ! サッカー部だよ、練習だがや!」
ユ「!? って、友撫、いだい、いだい、いだい! 腕にぶら下がるんじゃない! 腕が引きちぎれちまうだろ!」
友「じゃあ、はよいくで。」
ユ「わーったから、自分で歩け!」
友「えー、めんどいww」
友撫、まじめに重いんだけど……。
まあ、ここでグダグダいっててもすすまないから、先にすすんだけどな。
さっき俺らがいってたこと。それは、アルファとかいう奴が、ついこの間、おれたちのまえにあらわれたんだ。俺たちから、サッカーを消すとかいってさ。あと、もうひとつな……。
「あれ? 部室……入室禁止!?」
「もしかして、一ヶ月前の試合が原因で出された、サッカー禁止令のせいかな。」
「たぶん。でも……。」
「そこにいるの、だれ?」
うしろで声がした。ふりかえってそこにいたのは——……
「雷門の……。」
雷門のひとたち。天馬や、信介、剣城、神童先輩、錦先輩。マネージャーの空野、茜先輩、水鳥先輩も……。うれしさでことばがでてこない。
(あれ?)
天馬たちの中に、見たことのない奴がいる。ライトグリーンの髪で、ひとみもライトグリーン。それから、服は雷門の制服じゃない。あとひとり……いや、もう一匹いるけど……
「……クマ……?」
俺はひとりでボソッとつぶやいた。なんだ? 青いクマのぬいぐるみが、直立二足歩行で立ってるぞ……。
「君たち、だれ?」
ライトグリーンの髪の奴がきいてきた。だれっていわれると、男っていえばいいのか、女っていえばいいのか、まような☆((ふつうそんな人はいない
って、いまいちおう髪はのばなしだから、女子か。
「えっと……。」
「お兄!」
「ん?」
友撫が、俺の服のすそを引っぱる。なにかと思って、友撫の口元に耳を近づけると、
『もしかしたら、アレの効果でおぼえてないかも。』
『んー……いや、そうだったとしたら、いつもどおりやってやろうか♪』
『イェイ♪』
「なにコショコショ話してるの?;;」
天馬が俺らを見て、いった。おまえいま、めちゃめちゃタメ口だけど、もし先輩だったらどうする?ww
「いや、べつに。それよか、俺らのこと、見たこととか、ある?」
「……?
べつに俺たちは君たちと会ったことない気がするんだけど。」
しばらく、沈黙がつづいた。発言した天馬も、わけわからないって感じだ。
そして、その沈黙をやぶったのは、友撫と俺のふたりだった。
「「……………………プッ。」」
「?」
「アハハハハハ! ちょ、効果絶大すぎだろっ。ハハハッ。」
「効果……? それって、いったいなんのこと?」
「あ゛」
俺と友撫の笑いがとまった。
しまった……。ある意味ヤバイキーワード、ひとつ出たぞ……。
「お、お兄、どうしよう。友撫たちがエルドラドを知ってて、プロトコル・オメガを知ってて、歴史改変っていうのがどういう意味かを知ってる、なんていえないよぅ。」
「全部いっとるわ! なんてことしてくれる!」
「エルドラドも、プロトコル・オメガも、歴史改変の内容も知ってるなんて……。」
「まさか君たち、エルドラドに関係してるの!?」
うわぁあぁああああぁ————! いちばんいかせたくない方向だったのにぃいいいぃいいい!
って、こっちにきちゃった以上、しかたないよな。
……あれ?
「もしかして、三国さんたちも、マインドコントロールにかかった……とか?」
「自分たちでかけたくせに!」
「んー、いろいろ誤解してんなぁ。友撫、アレプリーズ♪」
「サーイエッサー♪」
友撫は肩にかけていたバッグから、アレをとりだした。それを見て、みんなは「あっ。」と声をあげる。
「そ、それって、タイムブレスレット!」
「そのとおり。って、こんだけじゃ、まだわかりにくい?」
「つまり、それをもってるってことは、エルドラド関係者じゃない、ってことを主張したいの?」
「そう。ったく、みんなカンづくのがおそいなぁ。……しかたないと思うけど。」
「お兄! そろそろ説明したほうがよくない? あと、久しぶりに見たいよぉ!」
「ダメ! 説明はするけど……。ていうか、説明ってほどじゃないよ? 元々みんながどうだったかとか。だから、念のためファイルまで持ってきたんじゃん。」
「なんの話?」
「いま時間あるみたいだし、ちょっと説明するな。」
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ちゅうとハンパww