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第一章　　　　　　　　第一夜　-ただいま-


由尹said



・・・あれ?
確かに私達は・・・岩に潰された
目覚めると、元通りの白黒の部屋

幸「・・・由尹、起きた?」
由「幸太!?どうなってるの・・・?お兄ちゃんが助けてくれたの?」
幸「いや・・・兄貴じゃない。アレンだよ」
由「え・・・?」
幸「アレンが・・・助けてくれたのさ」

私達が信じた通りだった
アレンなら・・・助けてくれると
信じてた

幸「兄貴は今、アレンの所にいる。待機だとさ」
由「そっか・・・wwよかった。本当にwww」

本当に・・・

幸「わぁ!?何泣いてんの!?;;;」
由「え?あ、なんでだろww」
幸「なんでだろって・・・」
由「悲しいのか嬉しいのか・・・・・・わかんないよ・・・・」
幸「?」

惑星三人は・・・居なくなった
六人が三人になった。三人が居なくなった意味も—

由「あ・・・お兄ちゃん!」
卦「起きたんだね」
幸「さっきね」
卦「一応方舟の外に出よう。アレン達も直に来る」
由「!!うんwww」


　　　　　　　　ガチャ

由「!!ミランダさん!ブックマンさん!ティエドール元帥!」
幸「師匠!!無事だった!!」
全「!!」

みんな・・・無事だった・・・

ティ「君は・・・」
ブ「卦尹・・・」
卦「・・・やぁ」
由「待って下さい!お兄ちゃんは・・・助けてくれたんです。それにノアの力ももう・・・!!」

お兄ちゃんは優しいの
私の為に・・・悪を気取ってただけで
本当は・・・世界の終焉なんて望んでないの・・・

ティ「大丈夫だよ。君のお兄ちゃんを責めたりはしない」
由「・・・!!ありがとうございます!ww」
卦「・・・アレン・神田・ラビ・リナリー・チャオジー?は無事です。直に出てきます。そして・・・クロス元帥も」
全「!!」

みんな・・・無事なんだ
また一緒に・・・暮らせるんだ

由「その時は・・・笑顔で迎えようねwww」


??「お、みんな無事さ〜?」
由「ラビさん!!」
ラ「由尹!?幸太!!と・・・卦尹さ〜!!」

みんなが大喜びしてる
そりゃそうだよね・・・大事な仲間だもん

ア「由尹・・・!よかったw」
由「アレンくんも・・・ありがとうw助けてくれてww」
ア「いえ・・・本当によかったですw」
卦「・・・」
ア「卦尹・・・」

お兄ちゃんが・・・笑った

卦「おかえり・・・みんな」
全「・・・ただいま」

ここにいる皆は・・・お兄ちゃんのことを許してくれてる
それは、みんな知っているから
お兄ちゃんが敵じゃないって事を・・・・—