二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: BLEACH 夜を超える者達 プロロ更新 コメ求む!!! ( No.2 )
日時: 2012/06/24 22:45
名前: スターク  ◆FwuTUrVzG2 (ID: fr2jnXWa)

>>カノン様

初めまして、同士が居てくれて嬉しい限りです!
トリ変えましたが私です★
タメOKです。では、次から!


______________________ここから本編________________________

                        プロローグ

  八千年前、いまだ瀞霊廷に護廷十三隊が無かったころ。
  どこからともなく現れた、黒きマントを翻し、漆黒の馬を駆り死神どもを蹂躙した者達が居た。彼らは黒牙(ウルバス)と名乗り、死神たちにとって文字通り一騎当千の力を振るい続けた。当時の護廷隊全十隊や貴族の当主ら、多くの卍解所持者が挑んだが、多くが返り討ちに合い良くて相打ち。
  十年にわたって戸魂界は地獄を見た。最終的にたった数十人のウルバスに、ほとんどの死神は殺され困窮期が五百年以上続いたのだ。数十人のうち十名近くが、正体不明の空間へと逃れその空間の入り口を封印することで彼等との戦いは終結を見る。

  だが。

  「結界が壊れます」
  「死神どものわずらわしい結界のせいで夜獄(アティナイ)に封じられて幾星霜。何度もの世代交代があった」

  彼らは死神への恨みを忘れては居なかった。なぜ、彼らが死神を遅い、死神を憎むのか知る由もない。しかし、コレだけは確実にいえる。彼らを封じていた物は壊れた。また、蹂躙が始まるだろう。

  「ボスに報告だ! 拙者達の悔恨、ついに晴らす時が来た!」
  
  黒マントを羽織いフードで顔を隠した長身痩躯の男が叫ぶ。

  「イエッサー、十大闘士“五番”(グラディエーター“ファイブ”)メドルギフ!」
  
  フードを被っていない厚化粧をした赤のモヒカンへアの小柄な男がそれに答える。そしてモヒカンの男は黒い翼を生やし、一瞬で姿を消す。その移動の速度を見てメドルギフは感嘆の声を漏らした。

  「十大闘士候補(グラディエーターフェディエル)のアンスラですらこれなのだ。我が軍が護廷に負けることはない!」

  負けることは無いだろう戦。すなわち蹂躙に思いをはせメドルギフは微笑んだ。

  

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