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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 其の九 【か、かるた部!?】 ( No.30 )
- 日時: 2012/07/31 11:29
- 名前: ナル姫 (ID: QDxiFvML)
【from佐助side】
今日、我らの活動。部活動入部届け制作、委員会決め、クラス委員決め、その他細かいこと。
先ずは委員会決めだったが、これは去年と同じと言うことになった。クラス委員も適当に決め、最後が部活動。これは去年と違う部活でも良いことになっている。故、皆席をたち仲の良い友達と話して決めている。そして我によくちょっかいを出してくるこいつらも例外ではなく。
「佐助ーどうする?」
いや自分で決めろ。
「我、去年と同じ弓道」
「俺も空手で良いかな」
「じゃあ俺も野球だな」
意外とあっさり決まったーーーーーーーーー!!!!
何のための相談!!!?
そんなことを思っていると、幸村先生が思い出したように衝撃の一言。
「俺今年から野球部顧問だから」
一瞬フリーズする我の周り。視線が才蔵に集中。
「弓道にする」
「許さん」
「何でだよ!?」
その時教室に入ってきたのは副担任と学年主任。
最初に声をあげたのは主任。
「明智珠!風紀委員には入ったか!?」
「はい」
え。何その入らなきゃダメみたいな言い方。
次に副担任。
「娘よ。私はお前が入る部の顧問を無理にでもやるぞ」
少し娘から離れろ!
「部活は決めました」
…何部に入るのだろうか。無所属でも良いから入らなきゃ良いのに。
まるでスローモーションで見ているような速度でシャーペンを紙の上で走らせる。おっそ!!行動がやたら遅!!
綺麗な字でそこに書いてあったのは。
【かるた部】
そんなんあったっけ!!!?
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