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【from才蔵side】

「では才蔵、拙僧は行くぞ」
「あ、あぁ…」
「…待ってください」
うおえぇええこの声は風紀委員の声…。
来たよ明智珠!!
「ん…もしや主が伊佐那海のスカートをチャックした…？」
「…伊佐那海…あぁ、あの一年生ですか」
止めろ〜止めるんだお前ら…俺が居づらくなるだろ〜!!
お願いだからやめてくれ〜!!
「伊佐那海は断じてスカートなど折らぬ！神に誓う!!」
その時、無表情な白い顔がぴくりと反応した。
「……神？」
「有無、拙僧の信じる道…言うに、神はこの世に一つ！信じた分だけ報われる!!」
「……成程、神を信じるのは良いこと…しかし」
な、何だこの人…熱くなり始めてるぞ？良いのか？これ良いのか!?てゆうか逃げて良いですか!!?

「神はこの世にイエス・キリストただ一つ。それ以外を信じるなど邪道」

じゃ、邪道とまで言うか…。つかアンタキリスト教信者!!?まさかのクリスチャン!?
…あー…二人の間に火花が確認できる…。