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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 其の十四 【男女男男女男女】 ( No.40 )
- 日時: 2012/08/17 13:56
- 名前: ナル姫 (ID: XmoVN9aM)
【from才蔵side】
…佐助が言ってたから鎌之助に「何の用だよ」っつたら「何の話だよ」と一寸引かれてしまった。畜生佐助〜〜〜!!俺を開放するために嘘ついてくれてありがとう。だけどもう一寸こう…俺が混乱状態に陥らない嘘をついて欲しかった!何を想ったか鎌之助に「告白じゃねぇの?」って聞いたら殴られたよ畜生!!
「何かついてねぇなぁ」
「あーーーッ!!才蔵いた!!助けて才蔵!」
前を見るとやっぱり伊佐那海、と……誰?
「えっと…何?」
「奏が大変なの!来て!!」
「えっと…こいつは一年?」
伊佐那海の隣にいる奴を見る。
「そ!友達の雛罌粟!」
「コクリコさんですか…まぁ、伊佐那海をどうぞ宜しく」
「いえいえこちらこそ」
…なんだこの親同士の挨拶みたいなの!?
でまぁ、一年生の生徒棟まで連れてこられた。
そこには。
「ちょ…何ですか貴方…」
「いやー可愛いと思ってのう!どうじゃ?儂とお茶でも…」
「嫌ですやめてください。てゆうか僕男です」
「何嘘ついているのじゃ。花飾りつけてどこが男じゃ」
うっわ〜〜〜〜〜〜!!?何だあのオッサン!!もとい先生!!
一年生にてぇ出してやがる!!アナで我慢しとけ!!
「…何あいつは?男?女?」
「男の子だよ!ほらズボン履いてる!」
あ…ホントだ。
「彼奴をオッサンから救出すればいいんだな?」
「そう!」
はぁ…仕方ねぇ、行くか…と歩きだした瞬間。
ドカンとオッサンを後ろから蹴ってくる人が。倒れてくるおっさんを弄られていた一年生は受け止めず、そのまま横に避けた。
「フン、随分と変なことしてるなァ?」
キタァ…子供のような教員、伊達政宗。
「全く…何の用じゃ?」
「一年生を虐める教師がいたから制裁を加えただけだが?」
「虐めるとは人聞きが悪いのう?」
大人げねぇこの二人…。
あ、そうだ一年生。今のうちに逃げろ。
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