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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 其の十五 【誰か俺を開放して】 ( No.41 )
- 日時: 2012/08/19 14:09
- 名前: ナル姫 (ID: geEpMW.a)
【from才蔵side】
おっs…じゃない、先生にいじられていた生徒を救出し、安全な自場所に避難した。
「ありがとう才蔵。良かった〜大丈夫だった?」
「うん……あ、ありがとうございました」
「いや別に…名前は?」
「あ、愛洲奏…です…」
「私の友達なんだよ!雛罌粟も!」
だろうよ。
つーか此奴は何でこんな花のヘアピン付けてんだ?
俺は天パ(だと思われる)髪に付いているピンを見た。って…え〜〜何で涙目なの此奴。
「あ!才蔵ピン見てる!私が付けてあげたの!」
「無理やり付けさせてるの間違いだろ!!そうだろ!?えっと…愛洲奏!」
「…………」
ウッ…黙秘を貫き通している…多分俺の予想が当たったな。
俺はピンを、そいつから外してやった。これで少しは変わるだろうと…思った俺が愚かだったのか、変化見られねぇ…。
「奏、変わんないね」
そういったのはえっと…コクリコ。つかどう言う字なんだコクリコって。
その時更に面倒な奴が。
「才蔵みーっけ!!」
あぁ…この声は…。
「?誰?才蔵?」
「えっとこいつは俺の隣の…」
「こんにちは!雲風桐亜です♪才蔵のお友達なの!」
認めねぇ。そんなこと俺は認めねぇぞ…!!横を見ればふーんと絶対不満そうな伊佐那海。
「えっと…此奴は伊佐那海。あと、此奴のクラスメート達」
「この子可愛い〜〜!なんて可愛い女の子なのっ」
「男の子だそいつは!!」
!!?うおおう!?伊佐那海の目が怖い!!
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