二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

其の十七 【つか自分でやれよあの女】 ( No.43 )
日時: 2012/09/01 08:13
名前: ナル姫 (ID: 0inH87yX)

【from佐助side】

え、何ソレ心の底から面倒くさい。
「頼む、佐助!俺だけじゃ不安すぎる!」
うん、すっごく気持ちはわかる。だが逆に言えば気持ちだけだ。お前のそんな危険な事に首を突っ込む気は毛頭ない。

十分前…。
「コクリコ?」
「あぁ。伊佐那海のクラスメートだ。なんかそいつの靴が失くなったんだって」
「…で?」
「犯人の目星がついてんだよ」
「誰だ」
「……雲風桐亜」
「な…何故」
「や、ちょっと色々あってな…」


こんな会話があり、伊佐那海に話したところ、なんと才蔵が雲風を付けてほしいと言われたのだ。
薄汚い男子が華の女子を付けるなどできるものなのか。ストーカー行為に等しいぞそれは。
「お願いだ!お前くらいの顔の奴ならバレたって大丈夫そうだろ!」
「大丈夫なわけなし」
「大丈夫なんだよ!」
「誰ルールだ。お前か」
「うん…俺だけど…」
「……」
「で、まぁ頼む!お願いだ!!」
「…分かった」
我も大概お人好しだ……。