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【from才蔵side】

ウ〜ン…あの性悪女をつけているが、なかなか本性出さねぇな。雛罌粟の靴を隠し持ってる様子もねぇし…。
「…なあ、あいつ本当に怪しいのかよ？」
「本性は腹黒いし…雛罌粟を気に入ってなかったから怪しいとは思うんだけどな」
「え…あいつ腹黒いの？」
知らなかったのか。
「あ、自販機…」
佐助の一言で鎌之助が自販機に目をやる。確かにそこには、自販機の前で立ち止まる雲風の姿が。
「何してんだ？」
「買うもん決めてんだろ」
「否…財布、出してない」
そういやそうだな。じゃあ一体…。
「ゴミ箱に靴捨てるとかな」
「それはねぇだろ〜いくら性悪でも流石にそこまで「あ」…え？」
ごとん、と音をたてゴミ箱に捨てられたそれは。

ローファーーーーーーーーーーーーーーー!!!!