二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

其の二十一 【死ねばいいのに♪】 ( No.47 )
日時: 2012/09/24 21:21
名前: ナル姫 (ID: MK64GlZa)

【from佐助side】

鎌之助と才蔵は馬鹿だから気付いていないが、我ら三人、完全に雲風を見失っている。
「ったく、女子ならローファーで来いよな全く…」
「でもどっちにしろそれ雛罌粟のじゃないよ」
「…」
珍しく伊佐那海に言い負かされている馬鹿(と書いてさいぞうと読む)。
「…才蔵、雲風、いない」
我が言うと才蔵と鎌之助はハッとして辺りを見渡した。いやだから居ないんだって。
「しまった…ローファーが強烈で忘れてた…!」
お前らは馬鹿だ。馬鹿決定だ。その時、後ろから要らない奴等。
「おーう、何してんだお前ら」
「アナ!ゾロ!…じゃなかった、甚八!」
「背中の傷は剣士の恥だ…じゃねぇよ!!態とか!?いや態とだよな!?態となんだよな!?」
本気で間違える鎌之助も鎌之助だが、ノリツッコミしちゃう甚八も甚八。
其処でアナが口を出す。
「アンタら何してんのよ、こんなとこで」
「佐助がローファーをゴミ箱に捨てた」
何言ってんだお前!!?殺すよ?殺すよ!!?つか自分の手は汚したくないから投身自殺してくれない!!?