二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

二十七【事件解決?】 ( No.55 )
日時: 2012/12/14 16:29
名前: ナル姫 (ID: urIgPROR)

【from才蔵side】

翌日、金曜日。
俺と佐助は真っ先に二年A組へ向かった。勿論あの馬鹿どもからたっぷり事情を聞くためだ。
「おいコラーーッ!壱丸!弐虎!」
「うわぁあ来たよ弐虎!」
「怯むんじゃねぇ壱丸!」
犯人モロバレ発言!!自殺行為に等しいな!!
「テメェら!雛罌粟の靴どこにやった!?」
「しししし知らねぇよ!」
「嘘つけぇ!」
…と、俺が叫んだ瞬間。
「さーいぞっ☆」
「うっ!?」
この声は…!
「き、桐亜…」
「もう才蔵教室にいないんだもーん。鎌之助に聞いたらAに行ったって言うから」
あの野郎ぶっ殺す。
後で必ずぶっ殺す。
「教室戻ろうよ!」
「佐助連れてけよ」
「えー!?」
「俺は今お取り込み中だ」
「何話してんの?」
「昨日の一年…雛罌粟っていただろ。あいつの靴がなくなって、こいつらが何か知ってるみてぇだから」
「フーン…」
わお、興味無さげ!
…じゃなくて靴だよ靴!
「おい!ホントに答えねぇとあの事伊達にバラすぞこらぁ」
「ヒィィィ!!お、お、教えます!教えます!」
「お、おい壱丸…良いのかよ!?」
「だ、だってアレだけはバラされたくないし…」
「おら、早く言え」
「庭!中庭!中庭の桜の木の根元に埋めました!」
「おし、わかった」


……つかテキトーにあのことって言ったけど、あいつら何の事だと思ったんだ?