二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.92 )
日時: 2012/08/22 15:07
名前: 黎 (ID: b92MFW9H)

「…黄瀬の奴、このGPSにおまけ機能を付けたといっていたが何があるというのだ…。」
「萌香ちんとこいきたい〜・・・。」
「だまれ。」
 はあっと溜息を緑間はついた。
 桃井と黒子はカフェで休憩中のようだ。
「俺はGPSなんかろくに知らんぞ…!」
 緑間はGPSのピントを黒子達に合わせた。
 すると・・・。
「・・・・bbhdrぅSHYTkvtgkyh;zyg気!?」
 緑間は何とも言えない叫びをあげた。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「萌香。さあ、着るんだ…・・!」
 赤司はズイっと萌香に超フリフリとリボンのついた白いワンピースを萌香に突き付けた。
「か、勘弁してくれ…!頼む…!」
「わかったよ。」
 赤司のその言葉に萌香は安堵の声を出した。
「よかった・・・。」
「着せてほしいんだよな?」
 自信たっぷりの赤司に萌香は、
「白銀萌香全身全霊全力全開でこの服を着させてもらいます!」
 …即答だった。
「よし、さすが萌香だ。期待しているぞ。」
 赤司は近くにあった椅子に座り、足を組んで満足そうにわらった。
 萌香は試着室のカーテンをシャアッと閉めた。
「…とは言ったものの…!」
 萌香はワンピースをバット広げると、
「胸元開きすぎだろ・…!!」
 萌香はうなだれた。





・・・・・・・・・・・・・・・・
「おい、試着室入っちまったぞ。」
 青峰が黄瀬を見る。
「何のためのGPSなんスか。」
 黄瀬は余裕の様子で赤司達にGPSをかざす。
「緑間っちたちも気づいたッスかね。」
「は?」
 青峰は黄瀬の持っているGPSを覗くとぶっとふいた。
 なんとそれは、ズームアップで赤司達が写っていたからであった。
「すげえ…良く見えないところまでよく見えるぜ…。」
 青峰はゴクリと息をのんだ。
「これはまだ序の口ッスよ。」
 黄瀬がGPSに何かしようとした瞬間。
 プルルルとケータイが鳴った。
「誰だ?」
「緑間っちッス。」
 ピッと黄瀬はケータイに出ると、
『黄瀬えええええええええええっ!!なんなのだよッ!あのとても破廉恥なGPSはああああああああッ!!?』
「いやぁ・・・見たんスね?」
『見たくなかったのだよ!』
『ねえ〜。峰ちん交換して〜。立場。』
『うるさいのだよ!』
 いきなりプツッと切れた。
「なんだったんだ・・・。」
「さあ…?」
 2人は顔を見合わせた。
「おっ。萌香が試着室から出てきたぞ。」
「マジッスか?!」
 2人はズームアップされたGPSを見つめた。






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「まさか桃井と黒子が1つの飲み物を一緒に飲むとは…!」
「ジュース飲みたい〜・・・。」
 緑間は頭を抱えた。
「恐ろしいGPSだ・・・。」
 緑間はカコカコとGPSをいじっていると突然手を止めた。
「な、なんなのだよこれは…!」
 緑間は顔を青ざめた。



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「…緑間っちたちに言ってないことがあるんスよ・・・。」
「・・・なんだよ。それ。」
 青峰は怪訝な顔で黄瀬を見る。
「それは・・・・。」




青峰は黄瀬の発した言葉に唖然した。