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№１　いつもの朝
am５；３０
ジリリリリリリリリ………べしッ！！
朝っぱらから鳴り響く目覚まし時計に、私は平手
打ちを繰り出した。

「ふぁ…何かの罰ゲームかっての…」

あ、どうも皆さん、羽水沙羅です。…って、コレ
夢小説だった！イケない…。

「眠い…よぉ」

いくら朝の散歩が日課だからって、今日は起きたく
ない。昨日の夜『薄桜鬼』というｄｓをやって
夜更かししたのも悪いけど、なんだか嫌な予感が
する。

「でも日課だし…んしょ。」

布団から這い出して、すぐに散歩スタイルへ
着替える。帽子をかぶり、準備完了。

「お、今日はいい天気」

外へ出ると、犬の散歩とか、私みたいな服装の人が
沢山いる。この時間は散歩に最適だ。それに今は
皆夏休み。

「よぉし、行くぞ！」

見慣れた散歩コースを、私は歩きだした。