二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

壱 宵の口 ( No.10 )
日時: 2012/08/15 16:13
名前: 無雲 (ID: C5xI06Y8)

 何で君はこんなところにいるの?

——ここ、こいつ、いた。だから。

じゃあ、何でそんなに汚れているの?

——おれ、*した。だから。

それなら何でそんなに悲しそうなの?

——かなしい。しらない。

そう。……君はこれからどうするつもり?

——おまえ、*すつもり。



 


「ひと、きらいだ。」

赤く、紅く、朱い液体が足元に広がるのもいとわず、彼は肉塊に向かってそう吐き捨てた。