〜プロローグ〜忘れ去られた物が集まる地、幻想郷。「そんなわけで少しの間、外界にいてほしいのよ」「うーん……葵!」「うにゃ?な、何ですか?」「別に構わないよね?」「ふえ?」寝ぼけたまま返事をする葵。今思えば適当に返事をするんじゃなかったと語る。「だって。別にいいみたいよ?」「そう。それじゃあ、2名様ごあんな〜い♪」「うわああ!?か、風見さん、何が起きてるんですか!?」「かくかくしかじか!」「なるほど、分かんないですよ!」そして、物語は幕を開ける。