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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】-プリンスのDNA ( No.101 )
- 日時: 2012/07/31 16:09
- 名前: 優騎那 (ID: u0xvo3rP)
第三章 この兄弟&姉妹、超人
「じゃあなまこ!!」
「ああ!!明後日な!!」
栗色の髪にアメジストのように紫の目を持つ男子高校生が背負うようにして手を肩にかけて鞄を持って歩いていた。
見目麗しき彼に道行く女性たちが振り返っては見惚れた。
「(明日は……あ、思い出さなかったことにしよう)」
整った顔が一時気苦労を感じさせるように歪んだ。
「……!」
横断歩道にさしかかったところで信号待ちの車の中に瑠璃色の美少女と着物美女がいるのを見つけた。
しかも、見たことのある顔だ。
「シュリ?オリビア?」
じっと見つめていると、その車の助手席の窓が開いた。
オリビア「お久しゅうございますね」
兄者。
海面のような瑠璃色の髪に自分と同じアメジストの目を持つ少女がほほ笑んだ。
シュリ「何年ぶり?ええ男になってはるな」
誠兄さん。
ハンドルを握っている絹のように滑らかな黒髪の着物を着た美女はからかうように言って無邪気に笑った。
誠「よぉ。別嬪さんたち」
自分の目に狂いはなかった。
その2人は我が妹たち、葉月・シュリアンヌ・プリンスと優樹菜・オリビア・プリンスだった。
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