二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】-プリンスのDNA ( No.107 )
- 日時: 2012/08/01 17:11
- 名前: 優騎那 (ID: 8fjoy93E)
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プリンスのDNA:外伝
『姫—プリンス—と花火と身長差』
春奈「そういえば、もうすぐ夏祭りですね」
マネージャーの仕事中、春奈がふと声を漏らした。
秋「あ、もうそんな季節ね」
オリビア「花火大会?」
秋「そっか、オリビアは京都出身だから知らないか。稲妻町では夏になると花火大会があるの」
春奈「毎年、家族連れやカップルで大賑わいなんですよ!!」
オリビア「行ってみとうございますね……」
オリビアはふわりと柔和に笑った。
秋&春奈「「(イナズマジャパンの紅一点ががこんなにカワイイわけが………ある///)」」
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壁山「お代わりっす!!」
緑川「んじゃ、おれも」
目金「はいはい!!今いきますよぉ!!」
夕食時、オリビアは誰と花火大会に行こうかと悩んでいた。
夏のイベントには大体、姉のシュリと行っていたのだが、その姉は今、京の都で舞の稽古にいそしんでいる。
悩みに悩み、オリビアは食事を済ませ、席を立った。
オリビア「基山殿」
ヒロト「何?(用があるなら早く言って!!何かと心臓に悪いから!!)」
オリビア「わたくしと……」
ヒロト「(わたくしと何!!?)」
天下一品のポーカーフェイスを保ちながらも、ヒロトの心中は炎が吹き上がっていた。
オリビア「今度の花火大会に行ってはいただけませぬか?」
選手全員「「「「「「「「「「「ブハッ!!」」」」」」」」」」」
口の中にあった物を吹き出す者、また、食物が気管に入ってむせる者、のどに詰まらせる者、お茶を飲もうとしてこれまた吹き出す者が続出した。
ヒロト「いいけど、何で?」
選手全員「「「「「「「「「「「(本当は叫びたいくらいうれしいくせに平静保ってる振りすんな!!!)」」」」」」」」」」」
恨めしそうな目で選手に睨まれていることをヒロトは目に入っていない様子だった。
オリビア「夏の行事は大体、姉上と行っておったのですが、姉上は今、京の都で舞の稽古につとめております。一人で行くわけにも参りませぬゆえ。何より、基山殿と共にに行きたいのです」
選手全員「「「「「「「「「「「!!?」」」」」」」」」」」
一同がガイコツのように破顔した貴重な瞬間だった。
ヒロト「分かった。じゃあ、行こうか」
オリビア「……はい!!」
オリビアは片づけをし、食堂を出て行った。
・・・
一瞬の沈黙が流れた。
選手全員「「「「「「「「「「「ヒロトぉ!!!!」」」」」」」」」」」
全員嫉妬と怒りで爆発した。
そのあとヒロトはみんなにいろんな意味で叩かれながら悠々と過ごしていた。