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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】-プリンスのDNA ( No.20 )
- 日時: 2012/07/20 18:37
- 名前: 優騎那 (ID: z/1bEVmY)
「不動!!何の真似だ!!」
普段、冷静沈着な鬼道が声を荒らげた。
「挨拶だよ、挨拶。洒落の分かんねェ奴」
「お戯れが過ぎまする」
オリビアが不動に呆れ、肩をすくめた。
「オリビア、ずいぶん不動と親しいようだが、どういう関係だ?」
豪炎寺に問われ、オリビアは愛想を尽かしたようにため息をついて言った。
「幼馴染みなのです。信じとうありませぬが……」
「酷い言いようだな」
「響木さん!!まさかあいつも……!!」
「これで全員そろったな」
響木監督はあたかも面白そうににぃと笑った。
「響木殿、大まかなお言伝はすでに……」
「そうか、助かる。
オリビアからすでに聞いているだろうが、お前たちは日本代表候補の強化選手だ。
今年からフットボールフロンティアの世界大会フットボールフロンティアインターナショナル、通称FFIが開催される。
少年サッカー世界一を決める大会だ。
お前たちはその代表候補だ」
「世界・・・」
円堂がポツリとつぶやいた。
「ああああ!!すげぇぞみんな!!次は世界だ!!」
「「「「「おお!!」」」」」
「世界か……」
「ついに世界と戦えるんだな」
「円堂さん、頑張りましょう!!」
「腕が鳴るぜ!!」
世界と戦える楽しみに皆が湧いた。
オリビアはくすっと好戦的な笑みを浮かべた。
「いいか?あくまでこの二22人は候補だ。この中から16人に絞り込む」
「まず、11人ずつ二つのチームに分け、その11人で日本代表選考試合を行います」
「では、メンバー編成を発表します」
両チームの選手はこうだ。
Aチーム
円堂、佐久間、綱海、オリビア、基山、松野、飛鷹、壁山、土方、吹雪、染岡
Bチーム
虎丸、緑川、目金、立向居、不動、木暮、鬼道、豪炎寺、風丸、闇野、栗松
各チームのキャプテンは円堂と鬼道。
明日の試合で選手たちの命運が決まる。
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