PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】-プリンスのDNA ( No.55 )
- 日時: 2012/07/23 18:59
- 名前: 優騎那 (ID: qoiSEBdw)
「あ、監督が参られました」
オリビアが言う通り、久遠が藤色の髪をハーフアップにした少女を連れてやって来た。
「お前たちも顔は知っていると思うが、改めて紹介しておく。娘の冬花だ。今日からマネージャーとして参加させる」
「久遠冬花です。皆さん、よろしくお願いします。私マネージャーなんてやったことないから、ちゃんとできるかどうかわからないけど……」
「大丈夫だって!!」
不安げな冬花に円堂は言った。
「分からないことがあったら、何でもおれに聞いてくれ」
「よろしくお願いします。守君」
「思い出したか!?そうそう!!そんな感じで昔、おれのこと"守君"って呼んでたんだぜ」
「ずっと前のことはよくわからないけど、言いやすいから守君って呼ぶことにしたの」
「あぁ、そうなのか…」
「ダメ、かしら?」
「いや!!もちろんOK…さっ!!うあ!!」
円堂は誰かに首根っこを引っ張られた。
「誰だよ…。おわ!!」
文句を言おうと振り返ると、自分より頭が半分上にあるオリビアにジト目で見られていた。
「仲間内だけの雰囲気はいりませぬ」
「何だよそれ!!」
PR