二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】-プリンスのDNA ( No.89 )
日時: 2012/07/27 21:42
名前: 優騎那 (ID: 7ZYwzC8K)

翌日も練習があったが、雰囲気は最悪だった。

目金「何か、雰囲気悪くなってませんか?」
秋「大丈夫かしら?こんな調子で」

目金と秋が心配そうに声を漏らした。
春奈は真にのわからない監督を見つめた。

春奈「木野先輩っ……///」

春奈は秋のジャージの袖をくいくいと引いた。

春奈「あの人……」
秋「……」

春奈と秋だけでなく、オリビアの動きも止まった。

久遠「オリビア!!ピッチに立ったらサッカーに集中しろ!!」
オリビア「お言葉ながら、集中などできませぬ」

オリビアは突然フィールドを抜け出し、階段を駆け上がった。
その場所には絹のように滑らかな黒髪を持ち、ほかの色が見つからぬ漆黒の目。オレンジの着物に赤い帯を絞めて、銀のかんざしを髪にさした和服美女がいた。

オリビア「姉上!!ここで何をしておられるのですか!?」
全「「「「「「「「姉上ェ!?」」」」」」」」
不動「何かと思えばシュリさんかよ……」

オリビアの幼馴染以外は—ほぼ全員だが—顔の似つかない二人が姉妹だと言うことにただ純粋に驚く。

?「何って、まとまった休みが貰えたさかい、東京に遊びに来たんや」
オリビア「だからといって、わたくしの合宿所に来ることはないでしょう!!」
?「そんなんうちの勝手や」
オリビア「そのような身もふたもないことを……」

うなだれるオリビアを引いて謎の女性はフィールドに降りてきた。

シュリ「初めまして。うちは葉月・シュリアンヌ・プリンス言います。葉月、もしくはシュリで呼んでください」