「いつでも良いそうですけど……カノさん、いつにしますか?」「いつでも良いんじゃない?」「それじゃキドさん達と合図取れないじゃないですか。」カノさんと私の会話を聞いていたシンタローさんは不審そうな目でカノさんを見た。「ああ、この人、一応仲間ですよ?私と、モモちゃんの。」私の言葉にシンタローさんは小さく目を見開いた。「………モモの?」「はい。そしてこの状況を打破する為、モモちゃんには強力して貰います。」「協力って、何させる気だよ……。」