『はい!何でしょう妹さん!!』エネちゃんはやはり元気よく、モモちゃんの声に返事をした。「兄貴を起こして!」『了解です!』モモちゃんの言葉に、エネちゃんはニヤリと笑うと、突然携帯からけたたましいサイレンの音が。私達は思わず耳を塞いだ。シンタローさんも流石に目覚めたようで、ガバッと起き上がる。「………これでイチハラはカノにおぶっていって貰えるな。」「え、キド!?やっぱりそうなるの!?」