「えっと……、改めて、よろしくお願いします!」私はそう言って頭を下げた。「そんなかしこまらなくて大丈夫大丈夫。ねえ、キド?」「ああ、そこにいるキサラギも先ほど入団したばかりだしな。」「そうなんですか!?」通りで全く慣れてない感じだったんだよな。「そう言えば皆さんはどんな能力をお持ちなんですか?」「そう言えばまだちゃんとした自己紹介はしてなかったな。俺の能力は、“目を隠す”能力だ。」「目を……隠す?」