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「私は、モモちゃんの友達ですよ。モモちゃんとは趣味も合うし、話しも合うし、それになんといっても“無理を隠さないモモちゃん”はスゴく好きなんで！」



私の前では、言ってくれたらな、って。

言い合える友達になれたらな、って。

もちろんマリーちゃんも。


カノさんもキドさんも。


団員である前に、仲間や友達でありたい。



「ってなワケで、何とぞ仲良くしてくださいな！」



私はそう言って握手を求めて右手を出す。

お兄さんは控えめに、それを握り替えしてくれた。



———ああ、何だか今日は出会いが多い日だ。