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「それに関しては、絶対大丈夫。私“達”が何とかします。ただ、その後は、シンタローさん、お願い出来ますか？何とか、なりますか？」



嗚呼、まただ。

目が燃えるように熱い。


けれど私はシンタローさんから目を逸らさなかった。


シンタローさんは一瞬驚いたような顔をした後、深く頷く。



「……ああ。“コイツ”がいればな。」



きっとシンタローさんと私の考えている事は同じ。


その言葉に私は安心する。



少しすれば、私達はあの無精髭の仲間と思われる人にフロアへと連れていかれる。

不安そうな顔の中にちゃんと“あの人”もいる。