二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 希望ノ狭間 オリキャラ募集中 ( No.238 )
日時: 2012/11/01 21:58
名前: 凛々 (ID: IGAMlEcf)

第三十二話

試合飛ばします。


ウ「お父様のことを蹴れるはずがない!」

?「フ〜ンじゃ、僕が蹴っていいの?」

ふと何処からか聞こえる声

ウ「誰だ!?」

しかし何処にもいない

?「だからここだって」

そう聞こえると上から一人の少女が降ってきた。

「「「「夢ノ崎!!?」」」」

そうグランドに立っていたのは綺麗な黒の髪に両方の目が異色の少女、夢ノ崎亜夢だった。

「うん。そう。夢ノ崎さんです」

亞夢が無気力に返事をする。

「おい。誰だあいつ?」

亞夢とは関わったことのない津波や豪炎寺などは亞夢を知らなくて当然なのだ。

「豪炎寺たちはしらないよな。あいつは夢ノ崎っていってサッカーが強いやつなんだ!ちゃんとは見たことないけど」
「選手なんだろう?」
「夢ノ崎はまあ色々あって特別コーチってゆうポジションなんだ!あと夢ノ崎と一緒にあと二人いるんだけどな」

「あーうん。ご説明ありがとう」

やはり無気力なように言い返す。

「あなたは何故此処にいるんですか?」

そう聞いたのは吉良星十朗だ。

「ん?僕がきた理由?んなの吉良さんに話があるからだよ?」
「私に用事ですか」
「うん。じゃまず僕の質問」

亞夢は周りのことを無視して話だす。

「まず一つ確認、吉良さんは子供の死亡が事故になったことでこういうことを行ったんですよね?エイリア石うんぬんもあったみたいですけど、そんな私情で子供たちを利用した。
いいえ子供達を裏切ったんですか?」
「「「!?」」」
「いや。何ですか、その顔。僕は質問してるんだから違うなら違うといえばいいだけじゃん」

そう呆れたように言う亞夢。

「・・・・・・・・・」

押し黙る。吉良星十郎。

「んっと沈黙は肯定でいいんだよね。それt」
「ちょっと待って!」

亜夢の言葉を遮って喋ったのはグランこと其山ヒロトだ。

「たしかにそうかもしれないけど、父さんは昔はすごくやさしかったんだ!だかr」
「知っている」

そう言葉を遮ってポツリと呟く。

「僕は知っているよ?キラさんがとても優しいことも、子どもたちのことを大切にしていたことも全部知っているよ。ヒロトくん」
「なんで、僕の名前を!?」
「ん?知っているよ。そんなの初対面じゃないし」
「え・・・」
「あれ。信じてもらってないし。まあそのほうがいいんだけど一応証明しときますか。
まずそこの水色の髪が玲名ちゃんでしょ、ゴールキーパーが君之くん、焦げ茶の2番が隆則組んだよね。他にもまだいおうか?」
「いや。いい」

まだ少し納得はしてなさそうな顔だが納得をした?ヒロト。

「いや。だからそんな顔しないでってば。別に僕のことを覚えていなくてもそれでいいし。そんなことよりも」

そういい、また吉良の方を見る。今度は冷たい眼差しで

「では吉良さん、貴方はどうやってその罪を償うんですか?」
「それは・・・・」
「そのまんまですよ」

そういい放つ。冷たい眼差しで

「・・・・・・」
「黙りますか。まっ当然のことだから分かってたけど」

しかし沈黙は続く。

「そんな難しく考えなくていいんです。じゃ質問をかえて吉良さんは罪を償う気はありますか?」
「それは勿論です!」
「そっならいいよ」
「え!?」

突然のことを言い出す
「なんで突然辞めたかわからなくて?を浮かべているので説明しますね」

「さっきした質問は黙ってて当然なんです。だって罪を起こすよりそれを直すほうが数倍難しいので。だから僕はあなたが罪悪感を持ってるだけで充分ですよ」
「それを知ってどうするんですか?」
「そう固い顔をしなくていいですよ」

そういい、静かな微笑みを浮かべる。しかしその顔には悲しみが込められていた。

「別に知ったところで何もしません。僕はあなたを責める資格なんてないから・・・・」

悲しみと罪悪感に満ちた顔を浮かべる。

「まっ僕はここらでさようならですよ。星十朗おじさん」
「その呼び方!まさか・・・」
「じゃさようなら」

そういって姿をけした。

「いえまさか・・・あの子は・・・」

何かを思いだした吉良星十朗。
しかしその真実には辿りつけない