二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 負けません。 (黒子のバスケ.) +参照800突破激感謝!! ( No.24 )
日時: 2012/08/20 09:15
名前: 悠希 ◆YLdWB0/d2s (ID: .E2Zt8aM)

 
 8月11日。ばっちり来てたのに、忘れてました。
 
 ————我がヒロインガール、白川由梨の誕生日を。(;´・ω・)
 
 ということで息抜きをかね、遅れながらのハピバノベルです。


 @番外編 August eleventh. Happy birthday!!.


 「由梨ちん誕生日おめでとー。ケーキ食べたいなー……か」


 まさかの誕生日5分前に来たメールにはそう書いてあった。
 いやまだ5分前ですと返す気力もぬけるほどに由梨は苦笑するしかなかった。


 「相変わらずのあっくんで安心かな」


 なんて1人で笑って、由梨はメールの返信をする。
 携帯を閉じてふと時計を見れば、8月11日2分前だった。


 「2分前かー。微妙だなぁ」


 にしても本当に祝ってほしい人物は寝てそうだ、と由梨は少しすねる。
 そんな時、携帯のディスプレイが光る。見ればそこには“なのだよ”の文字。


 “とりあえず誕生日を祝ってやろう白川。
  ちなみに今日のお前のラッキーアイテムはうさぎのぬいぐるみだそうだ。
  お前はそういうのをきにしてなさそうだから気にするといい。
  俺はいつもこうやって”


 「なげぇわ!!」


 せっかくの誕生日祝いのメールだったが、長いので携帯を閉じる。
 が、緑間はしっかり時間を見て、8月11日午前0時ぴったりに送ってくれたようだ。


 (……お礼は言っとこうかな)


 そう思って返信をしようと思った時、ディスプレイが再び光る。
 “あほ峰”の文字。そしてその数秒後に“さつき”の文字に変わった。




 “ハピバ。ケーキ食う時は呼んでくれ”
 

 “誕生日おめでとう由梨!!
  最近なかなかあえないけど元気でやってるー?
  今度また会おうね!”



 (あほ峰らしい……。そしてさつき!! やはりエンジェルだね!)


 大親友の少女が浮かび、由梨は笑顔を零した。
 緑間に続いて2人に返信をし終えた時、今度は電話がかかってきたようだ。


 「んっ……と、もしもーし??」

 『ハッピーバースデー!! 由梨っち!!』

 「あ、黄瀬っち?」

 
 明るい声につられて由梨も笑った。


 『メールよりもやっぱ口で言ったほうがいいかなーと思ったんスよ! あ、俺が1番乗りだったでしょ?!』

 「ううん。5番目」

 『マジッすか?! ……やっぱ沼っちには負けたっすかね?』

 「いや、今年もまだだよー。てか、あっくんなんて誕生日5分前にきたんだよ?」

 『ぶはっ、何すかそれ!! ちょっと早いっすよ!! 面白すぎるっすね!』


 なんて会話を15分くらい続けていた。
 電話が終了し、メールを確認すると——5件も同じ人物から来ていた。


 “誕生日おめでとう。これからも頑張ってくれ”

 “……僕のメールに返信はなしか?”

 “いい度胸だ白川。あと3分以内に返信しろ”

 “3分経った。……僕の言うことがきけないのかな”

 “そうかわかったよ”


 (赤司君いえ赤司様、最後あたり脅迫メールになってるんですけど————?!)


 顔面蒼白になる由梨。そしてまたメール着信音。
 おそるおそるメールを見れば、それはやはり赤司だった。


 “僕に逆らうやつは親でもこ”


 そこまで読めばもう言われることは分かっていた。
 くわっと目を見開いて由梨は全力でメールの返信につとめる。 


 (うう……。怖いっす……)


 赤司にメールを返信した後、また携帯のディスプレイに名前が表示される。


 「……あ、」


 てっきり赤司だと思ってたメールは、別の人物で。
 待ち望んでいたメールに由梨は笑顔がこぼれてとまらない。


 
 「……ありがと、麗也」



 ほしかった言葉をすべて書いてくれているメール文に、由梨は1番の笑顔を見せたのだった。


 *



 由梨ちゃんごめんねだいぶ遅れましたー!!


 由:私の扱いひどいよね!

 
 これでも丁寧に扱ってます(`・ω・´)キリッ
 最後のメール内容はご想像にお任せいたします(笑)
 まだ本編で出せてないキャラが出せたので楽しかったです。
 黒子からのメールがないわけ?
 そんなもんは彼が携帯持ってないからですね(´ω`)

 ちなみに翌日黒子からは口で祝ってもらえた由梨ちんです。


 そして麗也の登場シーンが非常に少ないっていう。


 麗:俺一応主人公なんだけど?


 読んでいただきありがとうございました!!Σ(・ω・´)←完全スルーです。