二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 負けません。 (黒子のバスケ.) +参照2000突破激感謝! ( No.51 )
- 日時: 2012/09/17 22:03
- 名前: 悠希 ◆YLdWB0/d2s (ID: 9hHg7HA5)
>>茅
静かっこいいかな? ありがとー!
麗也の怖いものBEST1は静です←
>>ルリ朱雀&様
静かっこいい&優しいですか?
麗也は無茶しちゃう奴なんです(`・ω・´)
由梨は麗也を心配しまくってたら自分の体調なんぞ忘れてます←
ありがとうございます! 頑張ります!!
■ ANOTHER STORY ■
+ attention +
黒沼麗也、白川由梨、キセキの世代6人、桃井さつき。
帝光中学校時代の黒白コンビを交えたストーリーです。参照数突破記念小説として書いて行きます!!
特にと言って特別な事は無いのですが、感謝小説として書いて行きますので、よろしくお願いします(`・ω・´)
@-ANOTHER STORY.01 バスケットボール
帝光中学校、入学式。
いかにも文科系と言った様な細身の少年が部活申込用紙とにらめっこしている。
「ねぇ、麗也? さっきから何悩んでるの?」
腰くらいまである綺麗な栗色の髪。女の子らしい大きなぱっちり目。
不思議そうな表情をしながら、少女——由梨は麗也に尋ねた。麗也は苦笑い。
「いや、僕文化系に入ろうと思ってるんだけど、体育系もやってみたいと思って……」
「……ごめん、麗也。私それ全力で反対する」
「…………だろ?」
耳くらいまでの段のついた黒髪、赤茶色の女子の様に大きな目。
麗也はあまり男らしくないこの目に少々嫌気もさしている。その目を少し細めて、重い溜息をついた。
「…………」
生まれて今まで、喘息持ち。激しいスポーツなどもっての外。
50m走でさえも走ればすぐに息が上がる。咳も発作もしょっちゅうの事で。迷惑なんてかけっぱなし。
(……だから、我儘なんかは言えないもんなぁ……)
でも——小学校の頃、一度だけ、数分したスポーツ。
それでも引き寄せられるような、またやりたいと思ってしまったスポーツ。
(バスケットボール……したいなぁ)
まぁ、遠い夢か——なんて麗也は悲しそうに目を伏せた。
用紙を握りしめたままぶらぶらとそこらを歩く。その時、ドスン、と誰かとぶつかった。
「いっ……」
「……大丈夫か?」
「大丈夫です、……すいません」
「そうか。……落ちたぞ?」
白紙の部活申込を見て、相手——赤髪の少年は眉を潜めた。
そしてじーっと麗也の顔を見てくる。
「えっと、あの……何ですか?」
「……君、コレ白紙だけど、……何部に入るんだ?」
「あぁ……まだ決めてないです」
苦々しく笑いながら麗也は言う。赤髪の少年は、“じゃあ”と呟いた。
「バスケ部。——入らないか??」
「——バス、ケ……??」
これが——黒沼麗也と、赤司征十郎の出会いだった。
■ ■ ■
本編は次回更新したいと思います(`・ω・´)
ちなみに麗也は中学時代最初は、「僕」称ですwwww
この頃は凄く温厚で怒りもしない只の少年←
後に変化していきますwwwwww
参照数2000突破、本当にありがとうございます!!