二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ〜過去の天才〜(5Q執筆中★) ( No.28 )
日時: 2012/08/03 01:00
名前: しぃな (ID: r4kEfg7B)


「杏、赤司君の彼女だったんだ・・・」(あかり)

「元ね」

「嘘つけ。昨日の様子じゃそうとうラブラ「うるさい」

あたし達は今、男子の応援に来ている。
向こう側のコートでは帝光中も試合をやるらしい。

ただいま真ちゃんのスリーをがん見中。

「まだまだ甘いな。」

「あれがまだまだとか喧嘩売ってるの?」(扇華)

「いえ、滅相もありません」

男子の相手は・・・あれ、あいつら見たことあるぞ?

「・・・あぁ!!お前らっ」

「!?・・・あっ、し・・白崎!?」

「久しぶりだなおい。お前らまだ卑怯な手使ってんのか」

「んなわけねーだろっ。お前にコテンパンにやられてそれでもやるほど勇者じゃねぇよ」

「ならいいけど。ま、お手柔らかに」



「杏・・・恐い」(胡桃)

「あはは、」

やべー、うっかり本性が・・・



「皆!聞いて!」(有季)

飲み物を買いに行っていた有季が紙を持って駆け寄ってきた。
紙には『中高生の皆!ストバスやろーゼ!』っていうキャッチフレーズの入った、大会のお知らせだった。

「何、それに出るの?」

「うんっ最後にさ、金とろうよ!この時期は全中とインハイで強いトコでてこないし。」

いや、出てくるけどね?

「やろうよ!」

でもまあ、いいんじゃない?楽しそうだ。

「やるからには、負けない」

「気合入ってんじゃん。」(あかり)

「そりゃ。ってことで帰ったら猛特訓ね〜」

足も、その頃には完治してるだろう。
ていうか、治す。

「あ、始まったみたいよ」

女子のかわりに、勝ってきてよ?男子。













「あ〜、負けちゃったね〜男子」(有季)

「森崎男女共に一回戦敗退かぁ・・・なんか寂しいな」

「でも次はストバスよ。」(扇華)

「練習だね」(胡桃)

帝光は、まあ当然だろう、圧勝だった。
でも皆・・・特に大輝が一人でバスケをしてるって感じで、いい物ではなかった。

「・・・」

「どうしたの?」(胡桃)

「あっ、いや?ちょっとね」

どうしたら、皆の考えを変えられるんだろうか。

・・・と、その前にとりあえず、

「ストバス大会優勝しなきゃ」

「そうだね」(胡桃)

胡桃の髪の毛が、揺れた。





ストバス大会まで、あと1ヶ月?