二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ〜過去の天才〜(5Q執筆中★) ( No.30 )
日時: 2012/08/03 13:52
名前: ハルはる (ID: 3Sm8JE22)


「ちょっ大輝手加減しろよ!」

「杏奈に手加減?するわけねーだろっ」

今あたしたちはバレーをしている。
プールの中で、バスケ部なのに・・・

こっちチームにはあたしと涼太、敦、テツヤ、有季、胡桃。
あっちは征十郎、大輝、真ちゃん、扇華、あかり、さつき。

いや、さ・・・そっちに征十郎いる時点でこっちに勝ち目ねーだろ!

「有季の目でっ・・・」

「無理っ!バスケじゃないんだからっ」

「涼太コピーしろよ!」

「やってるっスよ!」

「てゆーか突っ立てるな敦!」

ん?なんでこんなに必死かって?
そりゃ・・・征十郎にとんでもない罰ゲームを突き付けられたからねぇ・・・

「負けたら死ぬっ」

「なんスか!?負けた方が合同合宿、練習メニュー3倍って!」

そう、なんか話の流れでストバス大会に出ること言ったら、全中前に合同合宿をやろうと征十郎が言い出した。
どうも、うちのチームが気に入ってしまったらしい。

・・・迷惑な。


ギャラリーが増え、あたしたちのマジな戦いを見ている。

「あいつらおもしれ—ことしてるぞ」
「きゃーっ!黄瀬くぅ〜ん!頑張ってぇ〜」

「大人しく負けてよ杏っ」(扇華)

「絶対嫌だ!」

マッチポイント。
こっちが1点差で負けている。

さつきのミスでボールが宙に浮く。

「敦!」

「ん〜。」

これで決めれば延長に。
少し安心した時、

パシッ

嫌な音がしました。

「あ、敦・・・?」

「ん〜?何白ちん」

「な、なんで・・・・

なんでキャッチしてるんだよぉ〜〜〜っ」

ボールが飛んでいかないと思って、振り返ったら、ボールを‘持つ’敦がいた。



終わったな。
死ぬなあたし達・・・










「有季・・・胡桃・・・覚悟した方がいいよ」

帰り道、あたしがそう言うと、項垂れる二人。
もう嫌だ・・・合同合宿行きたくない。

「杏奈、何言ってるんだ?女子にそんなメニューやらせるわけないだろ」

「えっ!じゃあ・・・」

「馬鹿か、杏奈は別だ。同じメニューをやれ」

「う”っ・・・」

あたしは女子じゃないってか?

・・・今の征十郎からすると、相当な量の・・・


考えただけで頭が痛くなってきた・・・



この合宿で、皆の考え方を、改めさせたい。
・・・できるだろうか?