二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ〜過去の天才〜(5Q執筆中★) ( No.36 )
- 日時: 2012/08/06 15:49
- 名前: ハルはる (ID: r4kEfg7B)
第7Q 『合宿ですよ』
「ここは・・・、」(有季)
「見ての通り、帝光中ですよ。でかいでしょ(ドヤッ」
「杏はドヤ顔しなくていい」(扇華)
土日と海の日を利用して、森崎と帝光の合同合宿は開かれる。
合宿会場は、まさかの帝光中。
まあ、帝光は人数が多いから仕方ないんだけど、なんか面白みが無い。
「だってさぁ〜、合宿なのに宿舎あたしん家ってどうゆうことよ?」
「杏の家が帝光に近いから。でっかいから。」(胡桃)
「え〜、どうせなら涼太ん家とかさぁ〜」
「無理っス」
「・・・お前はいつから居た。なにか?テツヤを目指してんのか」
「それも無理っス。赤司に言われて来たんスよ。森崎を迎えに行って来いって」
「・・・あのさ、あたしここに通ってたんだよ?道に迷うわけねぇだろうが。」
「杏奈っち、バスケ以外で性格変わるのやめて欲しいっス」
「はいはい皆〜この黄色いのはほっといて、体育館いくよ〜」
酷いっスよ!杏奈っち!と言ってる涼太を無視して体育館を目指す。
・・・が、バスケ部が練習しているはずの体育館にはバレー部がいた。
なぜだ?道を間違えたのか?
「だから迎えに来たんスよ。変わったんス。新しい体育館使ってるんスよ」
「・・・、帝光はさ、他の中学校に喧嘩売ってるよね」(扇華)
「うん。あたしもそう思うよ」(胡桃)
「まじないわ。何?新しい体育館って」(あかり)
なんか気に障ったようで、ブツブツと言っている。
・・・ごめん。元帝光中生として申し訳ない。
「さ、赤司に怒られるっスよ。早く行かないと」
「そっそうだね。早く行こっ皆!」
「こんにちわ〜。」
お〜、男子がうじゃうじゃ居るね。
去年の先輩方はいないけど・・・、1年がまた多いわこりゃ。
「合宿に参加させていただく森崎中女子バスケ部(一部)です。よろしく〜」
「よろしくお願いします」(有季)
あ、白崎だ。という声が聞こえる。
でも・・・
「なんで森崎の‘女バス’が来るんだよ」
まぁ、そうですよね。
あたしを知ってるのは2・3年だけだし。
‘女バス’だしね。
だけど、イラッとくるな。招待されたんだよ。あんたらの部長サン、征十朗に。
「あ「杏奈、無駄なことはしなくていい。早く準備しろ」
「・・・は〜い」
「改めまして。今日から3日間よろしくお願いします!」(有季)
「あぁ。よろしく。女バスも居るから紺野さん達はそっちのメニューでやってくれ。杏奈は男子メニューだからよろしく」
「はぁ!?あたしは女子だよっ」
「お前は男子とプレーしてたんだから大丈夫だ。」
「意味が分かりません。あたしの足はもうそういう風に出来てません。」
「医者に聞いたら、3日間くらいなら全然大丈夫だそうだ。良かったな」
「どこが良かったの!?」
ていうか、なに言っちゃってくれてんの医者め。
征十郎もいちいち確認しなくても・・・
「白崎さんの足の状態によっては女子のほうにしようと思って聞いたんですよ赤司君は」
「・・・テツヤ・・・、心臓にとことん悪いね。」
・・・征十郎は変に優しいから嫌だ。
でもまぁ、そのおかげで男子と練習する羽目になったんだけどね・・・(泣)
「じゃあ、杏頑張ってね」(扇華)
「うぅ・・・皆助けて〜」
「ごめんっ、杏バイバイ」(胡桃)
「杏奈、早く練習始めるぞ」
「・・・はい」