二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ〜過去の天才〜(7Q執筆中★) ( No.38 )
- 日時: 2012/08/06 19:53
- 名前: ハルはる (ID: r4kEfg7B)
「っはぁはぁっ。」
荒い息。汗だくの体。
ドキドキしっぱなしの心臓。
「杏奈と対決なんて1年ぶりだな」
「っ、大輝ビックリだよ・・・あんた強くなりすぎ!」
「杏奈だってつえーよ」
ただいまミニゲーム中です。
1軍メンバーごちゃ混ぜの、キセキの世代バラバラの。
「大輝には速さだけは負けないよ」
「うおっと、簡単に抜かせねーよ」
「っ」
抜こうと思って加速するが抜けない。
同じタイプとやるのはキツイ。
でも凄く楽しい。
「・・・ふふっ、楽しい?あたしと対決するの。」
「あぁ?いきなりなんだよ」
「大輝には負けらんないな。ってこと」
フェイクをかける。
そして前にやったフェイダウェイを。
「っ!?杏奈やっぱつえーな」
「ありがと」
「でも、俺は負けねー。杏奈だけじゃ俺には勝てねーよ」
そこからは、一方的なゲームだった。
あたしのスリーや、他の人のポイントで猛追するも、大輝には敵わなかった。
あたしが帝光から離れた1年間で、大輝は圧倒的な強さを手に入れていた。
「・・・あたしだけじゃ・・・」
勝てない・・・か。
「は〜疲れた〜」
「杏、帝光時代は杏奈練習してたの?」(あかり)
「ん〜、酷いときはあの3倍くらいやってたよ」
征十郎の機嫌を損ねたときとか、誰かがやらかした時とか・・・。
「・・・で?なんでお前らがいんの?」
「杏奈の家に泊まるからだが、もんくあるか?」
大アリだよ。
なんでお前らまで泊まらせなきゃいけないわけ?
「あのさ、なんで家が5分圏内にある大輝とさつきまで泊まるの?」
「杏奈ん家がデケーから」
「杏奈ちゃん家に泊まりたいから!」
「そんなに布団ねーよ!どうするの!?」
「大丈夫だ。青峰と黄瀬なら床で十分だ」
「なんスかソレ!?」
「あとは1つの布団に数人で寝ればいいだろう」
「そうだね。そうしよう。人の家に泊まるんだからそれ位我慢してね。大輝、涼太、真ちゃん、敦」
「なんか人数増えてるんだけど〜」
「お前達はでかすぎて入らない」
「杏奈、それは俺が小さいとでも言いたいのか?」
「そうだ・・・よ・・・・ちっ違う!そうじゃなくてねっ」
「そうかそうか。そんなに杏奈は練習メニュー3倍あにして欲しいのか」
「許してください赤司様っ、」
「嫌だ」
「白ちんどんまーい。」
「罰が当たったのだよ」
「白崎さん、僕は白崎さんより大きいです」
「てっテツヤ・・・。2人ともごめんっ」
「「嫌だ(です)」」