二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 空色のビー玉[黒子のバスケ] ( No.2 )
日時: 2012/08/02 19:41
名前: しぃな (ID: r4kEfg7B)



「「篠原さん・・・ごめんなさい!」」

あたしをいじめていた人達が、皆謝ってきた。
本当に、赤司君は何をしたんだろう・・・考えたくもないけど。

「・・・いいよ」

よくないけど。
謝ってる人を、許さないほど心は狭くない。

「夏、」

「っな、に?」

「大丈夫だっただろう?」

「そう・・・だね」

「次は移動教室だ。行こうか」

「うん」

恐いけど、赤司君に感謝する。
助けてくれて、ありがとう。

「ねぇ、」

「な・・・に!?////」

頬に、軟らかいものが当たった。
それは赤司君の口。

「いい加減、赤司君って呼ぶのやめない?昔みたいに呼んでよ」

昔・・・

「せ、征・・・」

「それでよし」

なんだか、懐かしい。
赤・・・征があたしの手を握る。

恋人・・・みたい?

「手、離して」

「だめ」

少しだけ、昔のあなたに戻った気がする。




「あぁ、そうだ。

夏は今日からバスケ部のマネージャーね。」

「えっ」

「返事は、はいかYESだけしか聞かないから」

「・・・はい」

前言撤回。やっぱり今の征は昔の征じゃない。