二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【マフィア】deadlife【カゲプロ】 ( No.20 )
- 日時: 2012/11/11 20:08
- 名前: アホッポイド(・ω・) ◆9EWOksTQbg (ID: WRKciX17)
〜二人の情報屋〜
「すいませ—ん!シトさんいますか—?」
今日はとある廃虚に住んでいる、情報屋に情報を買いにきたのだ。私、如月モモは、ここに住んでいる情報屋のシトという人物はハッキリ言って苦手なのだが、ボスの命令とあらば仕方ないのである。
というか、普通は情報屋がファミリーのアジトに来るのが常識なのでは……
「どちらさまですか—?」
「如月です—」
「知ってるよ—☆」
この性格が苦手なのだ。
「わかってるなら早く居れてください」
「は—い」
廃虚という見た目でありながら相変わらず綺麗な部屋だ。
「で、今日はどうしたの?」
「情報を買いに来る以外に何があるんですか?」
さっきのもあり、ついイライラした口調になってしまう。
「だよね—☆ごめんね—。今ちょっと気分が晴れなくてさ」
この人に気分が晴れない時なんてあったのか。以外だ。
「何かあったんですか?」
一応聞いておこう。
気になるし。
「あ—…うん。今日ね、ゲームセンターに行ったんだよね。で、凄い可愛いぬいぐるみがあったんだよ。それを取ろうとしててね、ギリギリ取れそうなところまできて、小銭が無くなったから両替しにいったんだ。で、戻ってきたらもうそのぬいぐるみは誰かが取った後だったんd「長い」………(´;ω;`)」
くだらない。あんたは小学生か。
「聞いた私がバカでした。すいません。で、今日は例の奴らのこと何ですが…」
「え、酷い。まぁいいか、うん。あぁ、奴らの事ですね。やっぱり黒でしたよ。巷で怪しげな奴らが噂してました。やはりつぼみんの当たりでしたね」
この人は仕事のことになると顔が変わる。口調も敬語になり、やはりボスが認めただけある。しかしつぼみんというのはボスのことだろうか。そうだとしたらこの人はやはり鬱陶しい人である。
「そうですか。後は……」
どれぐらい時間がたっただろう。
こうして情報は得れた。結構話していたが、この人は仕事の時は顔が変わるが、やはりウザい人であった。よって、この人の印象は全く変わらなかった。
「ふぅ……今日はこのくらいかな?」
「あ、はい。ありがとうございました。えっと…お金は…」
「ん?あぁ。今日はタダでいいよ。君の元気な顔が見れただけで充分だよ」
「え!?でもボスに……」
「つぼみんには俺から言っておくよ。今日はありがとうね」
「あ、いえ。すいません……」
続く