二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- a title[林の探検隊] ( No.25 )
- 日時: 2012/08/24 13:57
- 名前: 黒狼架蒼月 (ID: DkN/A4kL)
- 参照: ついに再びやらかしてしまったよ…orz
今日はあまり練習してないから眠れない。
運動しないと睡眠が取れないと秋姉が言ってたけど本当だった。
普段サッカーの練習量を控えても直ぐ眠れるんだけど、今日は目が冴えて眠気が取れないから困ったものだ。
携帯の画面を確認すれば11:30、もう寝静まっている。
「はぁー涼しいなぁ…」
朝が来るまで待ち続けるのもアレなので雑木林を探検する事にした。
宿舎の中との温度差があり此方の方は涼しい。例えるならサウナの自室に扇風機を設置したようなものだ。雑木林さん、有難う。
暫く探索を続けていると遠くの方から声が聴こえてきたので向かってみると、暗くてよく見えないけど三人の人がいる。
一人は俺と同じ身長のある男の人、二人目は其れよりちょっと高めの身長の人、そして三人目は彼らより小さい身長だったので何処か見覚えのある人物だと考えた。
勿論暗くてよく見えないので声だけ聴く事にした。
「やはり俺達が天馬の傍に居てやるべきだったんだ」
「何の罪も無い天馬にあんな真似するなんて、御前、イカれてるわッ」
「俺、は…———」
「大した言い訳も出来ねぇクセに無理に言おうとする。 とんだ愚か者だな倉間は」
「まぁどう言おうが御前の罪は変わらないからな」
もしかして其の声は神童先輩に南沢先輩…?!何で倉間先輩をッ…
「罰は倉間がしたような事にしよっか。 但し、狙いは違う。ターゲットは頬じゃなく隠れた左目って事で♪」
「や、止めろォッ…。 確かにあの時はイラついててついあんな事しちまったけど、だからってッ…」
「今更言い訳しても遅い—————」
『いい加減止めて下さいッ!!!!!』
「如何してこんな事するんですかッ?!仲間じゃないですかッ…!」
「ッてん、まぁ…」
「仲間?コイツがか?」
「天馬、よく考えてみろ。 確かに御前にとっては倉間は仲間だ。だがコイツは御前を傷付けた!拒絶した!そんな奴が俺達の仲間だとは到底思えないがな」
月が出てないのに神童先輩の瞳がギラギラ光る。
続いて南沢先輩もワインレッドの瞳を光らせ俺を凝視している。
…嗚呼やっと理解が出来た。
アレは
——————————『狂人を通り越したキ*ガイ善人』の瞳をしていたという事が
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another title/[通り越した先には病みが待っている]