二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: [イナイレ]-プリンスのDNA ( No.52 )
日時: 2012/08/22 16:58
名前: 優騎那 (ID: mj0ze2CG)

「修也様!!有人様!!」

お願いしたきことがございます!!

「ぐほっ!!」
「うおっ!?」

オリビアは吉田●也並のダイビングヘッドを豪炎寺に決めた。
鬼道はボウリングのピンが流れ出倒れるように巻き添えを食らった。

「「殺す気か!!」」

冷静な二人からは考えられないほど豪炎寺と鬼道はきれた。

「申し訳ありませぬ!しかしながらそれがし、真に危機なのです!!」
「「…!?」」

二人は何を言い出すのかと身構えた。
オリビアはわあわあ大泣きして豪炎寺と鬼道にしがみついた。

「受験勉強に付きおうていただきたいのです!!」
「……は?」

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3人は学校近くの図書館に来た。
オリビアの向かいに豪炎寺と鬼道が座っている。

「五教科オール3…?」

よくもまあ今まで定期テストで転ばなかったな、と鬼道の重圧にオリビアは苦い顔をした。

「進路はどうするつもりなんだ?この成績で行ける高校って限られてくるぞ」
「それが……迷っておるのです」
「迷ってる?」
「はい。声を使うことが好きで、声優か、歌手になろうとも考えました。しかし、音楽を極めたい、サックシストになりとうて…。仏の道に入りたいとも思うのですが……」

わたくしにはやりたいことが多すぎる…
オリビアは机にうなだれた。

「どこに進むにしても、学力は必要だろ」
「そこで、修也様と有人様にお力添えを賜りたいと存じます」

豪炎寺と鬼道は顔を見合わせた。

———あのオリビアが!我らがオリビアが!!おれ達の力を必要としてる!!!

「オリビア、一回しか言わないからよく聞け」
「……はい」
「勉強はおれと鬼道が二対一で教える。放課後はここに集合。いいな?」
「承知仕りましてございます」