二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: [イナイレ]-プリンスのDNA ( No.66 )
日時: 2012/08/24 12:56
名前: 優騎那 (ID: cBJq7ACw)

「早く食え!!食わねぇと食いはぐれちまうぞ!!」

実の一声で全員くわっと席に着いた。
みんなで両手をあわせた。

「「「「こなくそーーー!!」」」」

よそ様には絶対分からない合掌の挨拶をし、全員一斉にかっ込む。

「あ!将お前!おれのところから取りやがったな!!」
「食わねぇと食いはぐれちまうぞ!!」
「そういう問題じゃねぇ!!!」

実と将がやいやいやっているところにこっそりオリビアがハバネロを肉にかけた。

「(ご無礼を……!!)」

オリビアは笑いをこらえるのに必死だ。
実は肉をむんずとつかんで食らいついた。
その肉はオリビアがハバネロ加工を施した物で、実は当然———

「おおおあああああ!!!」

———炎ポケモン並の火炎放射を吹いた。

「「「あっはっはっはっはっはっは!!!」」」

オリビアは腹を抱えて、将はテーブルをばんばん叩いて、シュリは手で口を押さえて、実以外ケタケタと大爆笑。

「姉ちゃんナイス!!」

将は笑いすぎて涙をにじませ、オリビアに向けて親指を立てた。
オリビアは親指をぐっと立て、姉のシュリのようにいたずらっぽく笑った。
極めつけとばかりにウィンクを添えて。

「お前らな!!!」

顔を真っ赤にした実の怒鳴り声が響いた。