二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマGO 光の氷炎姫(アイスファイアプリンセス) ( No.326 )
日時: 2012/08/31 23:43
名前: 姫佳 ◆MWOkRuxz12 (ID: meZEZ6R0)
参照: ジャンヌさんが可愛過ぎて辛いよおお((ry

第11話「雷門中VS白恋中」


〜雷門中 裏庭〜

輝姫はいつものように杏樹と昼食を食べていた。

杏樹「明日…、ホーリーロード全国大会の2回戦なんです。」
輝姫「へぇ…。相手は?」
杏樹「白恋中です。」
輝姫「は、白恋中?!」

輝姫が勢いよく立ち上がったので、杏樹は驚いた。

輝姫「白恋中って、イナズマジャパンの氷のストライカー『吹雪士郎』さんの母校だよね?!(キラキラ)」
杏樹「う、うん…。」
輝姫「やっぱり〜!!イナズマジャパンの選手を輩出した名門校の対決かぁ!!(キラキラ)」
杏樹「き…、輝姫?」
輝姫「…ハッ!!ご、ごめんなさい!!私、10年前に行われたFFIのことになると、暴走しちゃう癖があって…;」

輝姫は木の後ろに隠れた。その時、クスクスと笑い声が聞こえた。

輝姫「あ、杏樹…?」
杏樹「輝姫も嬉しそうな顔、するんだね。いつも悲しそうな顔してるから…。」
輝姫「そ、そうかなぁ…?」

輝姫は杏樹の隣に座り、弁当箱をしまった。

杏樹「明日の試合…、よかったら見てね。少しだけでも良いから…。」
輝姫「う、うん…。」


〜翌日 病室〜

輝姫「太陽!お見舞いに来たよ!」
太陽「輝姫!直にぃ!リュミも!今からホーリーロード全国大会2回戦が始まるよ!!」
直紀「確か…、雷門と白恋だったな。」

輝姫と直紀は椅子に座った。リュミは、いつものように太陽のベッドの上で寝ている。

角馬『さぁ本日の雷門対白恋、試合会場は【スノーランドスタジアム】だ!!』

太陽「フィールドが…、凍ってる…?!」
直紀「こんな所でサッカーやるなんて…、凄いな…。」
輝姫「…この試合、勝負あったんじゃない?」
太陽「えっ?」
輝姫「だって、白恋中はいつもこんな状態でサッカーやってるんでしょ?氷のフィールドには慣れてるはず。…ほら、アップで差が出てる。」

輝姫の言うとおり、雷門の選手は苦戦しながらアップをしていた。反対に、白恋の選手は余裕な表情でアップをこなしている。

輝姫「雷門がフィールドに慣れるまでは時間がかかる…。その間に点差をつけられたらお終いだよ。」

輝姫は病室から出た。

〜中庭〜

輝姫は木陰に寝転がった。

輝姫「そういえば…、雷門って今『革命』起こしてるんだっけ…。」

輝姫は最近、杏樹にサッカー部のことを教えて貰っていた。革命も杏樹が教えたのだ。

輝姫「流石に今日は無理かなぁ…。フィールドまで敵になるんじゃね…。」

輝姫は小さく欠伸をすると眠りについた。

?「ひめ…、輝姫!!」
輝姫「んっ…、太陽…?」

輝姫は目を擦るが、まだ寝ぼけていた。

太陽「試合、凄いことになってるよ!!」
輝姫「試合…?」
太陽「いいから早く!!」
輝姫「ほぇ…?…へっ?!///」

輝姫は宙に浮いていた。つまり、太陽に抱き抱えられているということだ。

〜病室〜

直紀「おっ!戻ってきたか!…って、お前等その体制…、」
太陽「えっ?…あっ!!ご、ごめん!!///」
輝姫「う、ううん…///」

輝姫はやっとのことで下ろされた。

直紀「今、3‐2で雷門が逆転してる。このまま守り切れば、雷門の勝ちだ。」
輝姫「嘘っ?!雷門の方が圧倒的に不利なのに?!」

天馬『魔神ペガサス!!』

輝姫(松風君…、化身出せたんだ…。)

天馬がシュートを蹴り返した瞬間、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

輝姫「雷門が…、勝った…?!」
直紀「圧倒的に不利な状況だったのに…!!」
太陽「やっぱり雷門のサッカーは凄いね!!」
輝姫「う、うん…。」


帰り道、輝姫は杏樹と電話で話していた。

輝姫「試合、勝ったね!おめでとう!」
杏樹<ありがとう。>
輝姫「凄く驚いた…。圧倒的に不利な状態だったのに、勝っちゃうなんて…、」
杏樹<皆が頑張ったからですよ。>
美咲<つきのん!誰と電話してるの?>
杏樹<輝姫です。>
美咲<えっ?!きらちゃん、試合見てくれたの?!>
輝姫「は、はい…。最後の方だけですけど…。」
美咲<うわ〜!!すっごく嬉しい!!じゃ、また学校でね〜!!>
輝姫「あっ…、はい…。」

輝姫は携帯をポケットにしまった。

直紀「随分と賑やかな友達だな。」
輝姫「友達…、なのかな。」

輝姫は苦笑し、直紀と帰った。




***
姫佳「2回戦終了〜!!」
輝姫「は、早い…;」
太陽「この人にとって、準決勝と決勝以外どうでもいいからね。」
姫佳「その通り!!」
輝姫「否定しないんだ…;」
姫佳「前からそう言ってるよ?つか、イナクロ編早く書きたいよおお((太陽「うん、それも前から言ってるね。」
輝姫「では、コメント待ってます!!」