二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: バカとテストと召喚獣 二次(?) ( No.124 )
日時: 2012/11/15 23:08
名前: F (ID: PZ7hX0zI)

学園長がそこまで話したところで、部屋の時計をちらりと見る。時間は4時。
ヤバイ!
「先生、すみません」
「なんだい」
「ちょっと、病院の検査受けに行かなきゃならないので、僕はもう帰らせてもらいます。あとの話はこの2人に」
「一騎、検査ってなんの?」
明久に聞かれる。
「この前言ったでしょ。『時限爆弾付の身体に』って」
「それどういうこと!?」
明久にびっくりした顔で聞かれる。
でも、今は答えてる時間はないしな...
「そのことについてはまた今度。みんなが集まってる時に。じゃ、僕はこのへんで」
そう言って、失礼しましたと言いながら学園長室を出る。
こりゃ急がないと。
1度教室に戻ってバックを取る。(この時姫路さん達にいろいろ聞かれたが「ごめん、時間がないんだ」の一言で一蹴)
そして下駄箱まで行き、靴を履く。そのまま病院へダッシュ。
どうにか病院に着いた時は4:55分。検査の始まる5分前だった。
その後、急いで着替え、医師の言葉に従い、検査開始。
その後10分位掛かり、やっと検査が終了。
結果は大丈夫。いやーよかったよかった。
その後満足した気持ちで家へ帰る。
そしてそのままベッドへ倒れこみ、そのまま眠る。
......この時僕はFFF団のことを甘く見ていた。



——次の日——

「あ〜今日は転校生が来てる。入ってきていいぞ」
鉄人にそう言われて入ってくる華音、詩音。
その瞬間、クラス内ですごい歓声。
なんというか、すごい。いやスゴイとしか言いようがない。
なんか、ライブ行った時の数倍のうるささだ。
...喉、大丈夫なんだろうか。
「えっと、神崎詩音です。よろしくお願いしますっ」

『わあぁぁぁっぁぁぁっぁぁっぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!』
『し・お・ん!!!し・お・ん!!!』
詩音コールが始まりましたー。
「神崎華音です。よろしく」

『し・お・ん!!!か・お・ん!!!』
その瞬間、華音が嫌な笑みを浮かべた。
...神様、助けてください。
「神崎、何かほかに伝えたいことなど、あるか?」
鉄人の声。
...今の華音にそんなこと聞いちゃダメだ!
「じゃあ、私が」
そう言って、みんなの静寂をまつ華音。
もうだめだ。
そして華音は静かになったところで口を開いた。