二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: バカとテストと召喚獣 二次(?) ( No.49 )
日時: 2012/09/09 20:54
名前: F (ID: pK07DWyY)

3人を一撃で補習室送りにし、周りの状況を確認する。
...まずい。僕たち以外のFクラスの人が少なすぎる。
相手がまだ12人くらいいるのに対して、僕たちをぬくとこっちは、5人くらいだ。
...いや、今もうひとり減った。
どうやら、向こうは大人数で僕を囲んで戦死にするつもりらしい。
本陣に援軍を頼むと、作戦の人数がなくなってしまう。
「吉井!Dクラスが数学の木内を連れ出したみたいだ!」
ヤバイっ!
「明久、どうにかしてほかの先生がこないようにしてくれる?現国以外の点数はかなりやばいんだ。」
「わかった。やってみるよ。須川君、またで悪いんだけど、教師用に偽情報を—」
偽情報か。内容にもよるけど、いい手だ。
今ので、須川君が行っちゃったから残り2人か。
さて、どうしようか。このままじゃ、僕は戦死の可能性がある。
能力はまだとっておきたい。
ここは、時間を稼いで、雄二の指示にかけるしか—
「Dクラス井上「同じくDクラス—×11人」召喚します!『サモン』」
「ああ、もう!どうにでもなれ!」
半分やけくそで召喚獣を動かす。
Dクラスの人たちは全員点数は70点台。
クソッ、1人じゃ勝てない!
「とにかく、数を減らして...痛!」
1人に集中するとほかに攻撃される。一体どうすれば—
視点をあっちこっちに動かす。そして、名案が2つうかんだ。
「明久、僕の指示通りにやってもらいたい事が—痛—僕がタイミングを言うからお願い!」
それだけ言って、壁の方に召喚獣を動かす。
僕の案の1つめは壁を背にして、戦うこと。
動くことはできないけど、後ろを取られることがなくなる。
そして、2つめは—
そこで、Dクラス12人が一斉に飛びかかってきた。
やっぱりそう来るか。
たしかに急に全員で一斉に来れば、いくら前にこられても対処はできない。
けど、そのやり方は読めてる!
「今だ明久!」
「OK!」
召喚獣たちの攻撃が当たる3秒前位に明久に指示を出す。
その瞬間、明久が持っていた消化器の安全弁を引き抜く。

ブシャァァァァァァ

『な、なんだ!?』
敵の召喚獣の動きが鈍くなる瞬間に上へ跳ぶ。召喚獣の姿は煙がうまく隠してくれたため全然バレていない。
『ヤツの召喚獣がいないぞ!』
そしてバレないように煙にまぎれながら、相手を木刀で吹っ飛ばしていく。
そして煙が晴れる頃には、戦死した召喚獣の山が出来ていた。