二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: バカとテストと召喚獣 二次(?) ( No.86 )
- 日時: 2012/09/28 20:48
- 名前: F (ID: pK07DWyY)
「さて、ここからは済まないが1人で頼むぞ、秀吉」
まぁ、Aクラスからの使者になりすます以上、僕たちが同行してたらバレちゃうよね。
「気が進まんのぅ...」
「そこをなんとか頼む」
「むぅ....仕方ないのう...」
「悪いな。とにかく挑発して、Aクラスに敵意を抱くよう仕向けてくれ。お前ならできるはずだ」
(ねぇ、明久、秀吉ってモノマネとかうまいの?)
気になったので、明久にちょっと聞いてみる。
(うん。演劇界のホープって呼ばれてたりするほどの腕前だよ)
へぇ〜。秀吉って演技すごくうまいんだ。
ということは、秀吉の演技で秀吉の姉か妹の性格とかわかるのか。
秀吉の姉妹だから、性格もかなりいいんだろうな〜
これは楽しみ——
『静かになさい、この薄汚い豚ども!」
はい、僕は何も聞いてませんよー。
『な、なによアンタ!』
もしほんとに言ってたとしても、何かと言い間違えただ——
『話しかけないで!豚臭いわ!』
もうだめだ...!
僕の中で秀吉の姉妹はかなりのドSという評価で決まってしまった。
—あの人と仲良くやっていけそうな人だ。
僕のなかで、恐ろしすぎる幼馴染が浮かぶ。
ま、まぁ、もう会わないだろうし大丈夫だろう。
なんか、僕をいじめるだけのためにここまでやってきそうだけど...
『アンタ、Aクラスの木下ね?ちょっと点数がいいからっていい気になってるんじゃないわよ!何の用よ!』
『私はね、こんな臭くて醜い教室が同じ校舎にあるなんて我慢ならないの!あなたたちなんて豚小屋で充分だわ!』
『なっ!言うにことかいて私たちにはFクラスがお似合いですって!?』
別にFクラスとは行ってないけど小山さん!
『手が汚れてしまうのは嫌だけど、特別に今回はあなたたちを相応しい教室に送ってあげようかと思うの』
もう僕は、秀吉の姉妹が恐怖の対象となっている。
『ちょうど試召戦争の準備もしているようだし、覚悟しておきなさい。近いうちに私たちが薄汚いあなたたちを始末してあげるから!』
そう言いながらC教室から出てくる秀吉。
「これでよかったかのぅ」
かなりスッキリした顔で戻ってくる秀吉。
とりあえず聞いてみる。
「ね、ねぇ、秀吉。あれって演技、なんだよね...実際は違うんだよね...?」
「当たり前じゃろうが」
良かった!本当に良かった...
『Fクラスなんて相手にしてられないわ!Aクラス戦の準備を始めるわよ!』
「さて、作戦もうまくいったことだし、俺たちもBクラス戦の準備を始めるぞ」
「うん」
あと10分で戦争が始まるし、あんまりのんびりしてられないな。
勝たなきゃ、ぶん殴れないし。
僕らは早足で教室へと向かった。