二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【黒子のバスケ 】〜神々の残像〜 ( No.76 )
- 日時: 2012/09/05 22:20
- 名前: とろろ芋 (ID: HDoKOx/N)
*25話*
ビュッ、バシィ! ドカァ バシィ
ドッチボール コートの中は ボールの行き交う 音だけで
周りの声援は 何一つ無い
それは 二人の緊張が 伝わるのか 声を上げることさえ
忘れている
バシィ!『ハァハァ…、いい加減 疲れるよ〜!』
赤「だったら 降参したらどうだ?」
『それは 絶対 嫌!! 』ドカァ
バスッ 赤「クスクス、」
体力が減ってきている 愛に対して 日頃からバスケ部で
鍛えているせいか 赤司は まだ余裕だ さすが 主将
と 言うべきか
黒「大丈夫でしょうか、愛さん…。」
青「いや、キツいだろ 赤司が相手だ。」
緑「しかも、余裕と言ったところだろ、」
紫「でも 赤ちん 楽しんでる〜、」
黄「あんな 赤司っち 初めて見るっス!」
桃「愛、頑張って!!」
コートの外では 愛と赤司を見守る6人
『(うぅ〜っ、このままじゃ 流石に
キツいな… でも、バスケ以外で 使いたく
ないしなぁ〜!』
赤「愛、」
『?』
何かに迷っている愛に ボールを持ったまま 話し掛ける赤司
赤「そろそろ 疲れただろ? 終わりにしよう。」
『なっ!? 余計なお世話だ!』
終わりにする そんな赤司の言葉を聞いて怒る愛
赤「いや、終わりにすると言ったらする。
俺の言うことは絶対だ。」
『っ、!!』
赤司の威圧感のある目に何も言えなくなる愛
赤「ここまで 楽しませてくれたんだ、最後に
俺の能力を 見せて上げるよ、」
『?』
「「「「「「っ!!!!!?」」」」」」
能力 その言葉を聞いた 赤司以外のバスケ部メンバーは
驚きを隠せない
黒「能力って、まさか…。」
青「マジかよ 赤司、」
桃「愛…。」
空気が一層 緊張に包まれる
赤「良く 見てろよ?」ス…
静かにボールを持ち直す赤司に 愛は 構える
『( 何するか わかんないけど 取るか 避ければ
良いだけの話よ!)』
赤「("見える"よ、愛。) 」ビュッ!
バシィ!! ……
コートに広がる ボールの音…
『え? 何…で、』
それは しっかりと 愛の体に ぶつかり 地に落ちている
未だ 何が起こったか理解していない愛
ピッピーーーー!!!!
コートに響く 終わりを告げる 笛の音
「しっ、試合 終了ーー!! 2年1組の勝利!!!!」
緊張の空気が無くなり 騒ぎ出す 外野は二人の試合を見
興奮状態だ
『負けちゃった…、』
赤「楽しかったよ、愛。」
試合の余韻に浸ったいる二人に 黒子達が駆け寄る
黒「大丈夫ですか? 愛さん!」
青「ったく、そんな顔すんじゃねぇよ!」
『だって、負けちゃったし…。』
緑「赤司 相手に頑張った方なのだよ、
(まさか、アレを使うとは…。)」
紫「頑張ったね〜、よしよし、」ナデナデ
桃「そうだよ! お疲れ、愛!!」ギュッ
『ありがと、皆!』
紫原と桃井に 撫でられたり 抱き締められながら
喋る愛
黄「愛っち! お疲れ様っス!! 抱き付いて来ても
良いんスよ?」
ガバッ と、両腕を広げて迫る黄瀬に赤司の鉄拳が降る
赤「調子に乗るな 黄瀬、メニューを2倍な。」
黄「そんな、赤司っちぃ〜!!!?」
鉄拳された場所を擦りながら すがる黄瀬を
人蹴りし 愛に近ずく赤司
赤「愛、 忘れていないよな?」
『へっ? 何を〜?』
白地らしい愛に赤司は爆弾発言を投下していく
赤「命令のことだ、…俺と付き合え。」
『ガハァっ!!!!!?』
「「「「「「っ!!!!!!!?」」」」」」
赤司様の発言に驚くメンバー
『な、な、な、な、何言ってンの!!!!!?////』
赤「? そのままの意味だ。」
『っ!!!!!!/////』
赤い顔を益々 赤くさせる愛
一体 赤司様は何を考えているのか 果たして二人は
付き合うのか!?
赤「(何故 そんなに慌てる…?)」
続く…
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『イェー!!!! 聞いて下さい!
決まりましたよ! タイトル名が!!!?』
黄「本当っスか!?」
始めから 騒がしい二人 だが しょうがない
『発表します…、 タイトル名は
茅ちゃんが 考えてくれた
〔愛&涼の談話広場〕 です!!!!!!』
黄「やったスねーー!!!!
ありがと!茅っち!!!!」
『これから 使って行くからね♪』
アイスを食べながら 祝う二人なのでした
黄「そう言えば 赤司っちに やっぱり
負けたっスね…、」
『やっぱりって 言わないでよー!!!
来れでも 頑張ったんだから!?』
黄「でも、黎っち が赤司っちに勝って
欲しいって♪」
『うわあぁ〜!! バスケでは 負けないんだからね!?』
黄「はいはい、てか 赤司っち
いきなりの大胆告白っスよ?」
『ッ! うっさい!! 征十郎の考えなんて
わかんないし!!//』
顔を赤くしながら話す愛
黄「ふ〜ん…、(オレも負けてられないっスね…。)」
『涼太?』
黄「今日は愛っちが可愛いので ここまでっス!!
じゃあ♪」
そう言って 去っていく黄瀬
『何なんだ、アイツは…?
取り敢えず、タイトル ありがとう 茅ちゃん!!
黎ちゃん 今回は征十郎に負けたけど
次は負けないからね!!
では、さよお〜なら〜。』