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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 【銀髪の少年】 ( No.4 )
- 日時: 2012/08/31 16:32
- 名前: 黒狼架蒼月 (ID: DkN/A4kL)
- 参照: 懲りずにまたまた作成しちまったよ俺…orz
黒のTシャツに銀色の短髪を風に靡かせる少年。
誰もが見たらきっと必ず『絵に描いた様な美男子だ』と言うだろう。
銀髪の少年は無意識に空を見上げる。少年の墨色の瞳に映るのは雲一つ無い青空。
頭の中に浮かんだ言葉、
『雲一つ無い空って寂しいモンだなぁ』
空を見詰め
「あーぁ、本来の目的忘れちまいそうだ」
呟きながら寝そべった。
そう、銀髪の彼こそゴッドエデンで造られた少年型人造兵器『ゼクロ』だった。
彼の目的はフィフスセクターに逆らう雷門を潰す事だ。
フィフスセクターは平等な勝敗を決め、聖帝が決めた勝敗指示を従わせる組織だというのに
雷門だけは間違ってると非難し、今も逆らい続けている。
その御陰で木戸川や月山国光、天河原、万能坂まで雷門の革命の影響を受け反逆を決意しているという。
反逆校の雷門を野放しにしておいては危険だ、組織に従う研究者達は聖帝の、フィフスセクターの為に雷門を潰そうと人造人間を造ったのだ。
「ま、雷門を潰すなんて容易い事だしなぁ。
まだまだ時間あるし、ちょっくら此処でゆっくり散歩していきますか…。
っと、その前に」
お昼ねお昼ねっと…。
ゼクロはそのまま眠りに就いてしまった。
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