二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 幻影の女王と生命の女神 【ニノ国】 ( No.6 )
日時: 2012/09/08 17:08
名前: 皐 ◆mNVrqkgcw2 (ID: 4VUepeYc)

2話 『踊り子とコソドロ』

「あれ?ジャイロとマルだ!」

オリバーは二人の姿を見つけ、ダッシュで駆け寄る。
レノはしばらくぼーっとしていたが、慌ててオリバーの後を追いかける。

「あれ?オリバー?!久しぶり!」

「うん、久しぶり。ジャイロも、久しぶり」

「おう」

…。感動の再会をしている所、アレなんだけど、シズクと私だけ蚊帳の外なんですが。

「オリバー、その子は?」

「お姉さんを探してるんだって」

「レノです。よろしくお願いします」

「そんな、敬語使わなくていいのに。私はマル。
お姉さんを探すの手伝うよ」

マルはにっこりと笑う。

「ありがとう!」

マルはにっこりしたまま、隣にいる男の人の腹部に拳を…!!
ドンという、鈍い音が聞こえた。

「ぐほっ…。お、俺はジャイロだ。よろしく…」

ジャイロはマルを睨みながら名乗る。
ここで二人に姉を知らないかと聞くが、答えはオリバーと同じだった。

「はぁ…」

「その内見つかるよ!」

「うん…そうだよね!まだスタートしたばっかりだもんね」

「おい、お前ら俺を置いて話進めんなや!」

「「「シズクいたの(か)?」」」

きついお言葉です。

「おったわ!…ゴホン、オリバー。一ノ国で探した方がええかもしれん」

「そっか!それじゃ、一ノ国にゲート!」

一ノ国ってなに?!